ご訪問ありがとうございます
都内在住の4人家族です
私:ゆるキャリ散財家。趣味はお料理。
夫:穏やかで優しい食い道楽。
子:反抗期6年目に突入のモラハラな高1
子:優しく誰からも好かれる癒し系の中1
教育費を中心にナチュラルに散財してきたため、お金のことを学んで将来に備えたいと思ってブログを始めました。
よろしくお願いします
先週末の熱海旅行では、たくさん本を持っていき、波音を聴きながら、本を読むという至福の時を過ごしました。
東野圭吾さんの新作も旅のおともに
区の図書館では
新作は待ち人数が多すぎてなかなか借りられません
ですが、下の子の学校、新作の入荷がとっても早いんです
5月23日に発売で、もう借りられました
しかも、あまり読む人がいないのか、すぐに借りられるという、めちゃんこラッキー
お願いすると学校の図書館から借りてきてくれます
ちなみに東野圭吾さんの2021年の作品、白鳥とコウモリの文庫版もすぐに2024年4月発売だったのですが、すぐに入荷していて、家族みんなで回し読みしました
同じ作品を同時期にみんなで読むから、感動もいっしょに味わえるし、
子供が図書館に足を運ぶきっかけにもなっているので一石二鳥です
ぐふふふふ
クスノキの女神
めちゃくちゃ感動しました。
もうラストは涙涙。一気に読ませる東野圭吾さん、親子共に大ファンです。
今回のお話は、
人の記憶と幸せに関する物語でした。
クスノキの番人の主人公と
一緒に住んでいる認知症を患う叔母
病気で次の日になると記憶が
なくなってしまう少年と離婚した両親
そんな2つの家族が互いの家族を思い合う物語です。記憶障害の少年と秘密を抱えた少女との交流が話をクライマックスへと導いていきます。東野圭吾さんの作品はいつも、家族や大切な人への思いが込められていて、感動します。
ネタバレになってしまうので、あらすじは省きますが、とても心に滲み入るよいお話でした。
もし、私の母が認知症で記憶を失い、自分を忘れてしまったとしたら?
もし、夫が私のことを覚えていられない病気になってしまったとしたら?
そんなことを考えました。
母が私のことを忘れても、私の中に母の優しい記憶があるから、寂しいけれど、その記憶を胸に、彼女の残りの人生が幸せであるように願う毎日になるような気がします。覚悟はできています。いつその日が訪れても、後悔しないくらい親孝行はしてきたつもりです。
夫が記憶喪失になってしまっても
夫はきっと毎日、初めて見る私を
好みのタイプだな〜、かわいい
と思ってニコニコしていそうだし
私が記憶喪失になっても
夫のことを
好みのタイプだな〜
もっといっしょに居たいな
と思うにちがいない
むしろ記憶なんかない方が
毎日を楽しくただただ純粋に愛おしく楽しめるのかもしれないと思ったのでした。
楽しい記憶ばかりではないから
忘れてしまうのは悪いことばかりではないかもしれません。むしろ苦い記憶は積極的に忘れた方がいいのかもしれないとすら思います。
この前作の「クスノキの番人」は読んでいなかったので、また子供に借りてきてもらおうと思います。
受験が終わって良かったことの一つは、本を読める時間を持てるようになったことです。
毎日、幸せです