借りてきた本7冊にざ〜っと目を通せました。
夫が好きそうな小説を借りておいたので、夫からちょっかいも出されず、本を読む時間を捻出できました 私の作戦勝ち
新年度の生活が落ち着いたら、私も小説を読む時間を取りたいな。
元開成校長柳沢先生の著書は、タイトルは違えど内容はほぼどれも同じでした。
最新刊のこちらが一番読みやすくてまとまっていました。
個人的には、この2冊も読みやすく、実践しやすい内容にまとまっていました。
それぞれの本で心に残った箇所をメモします。
「思春期男子の正しい育て方」より
5箇条
1. しゃべらせる
2. 「ダメ」と言わない
3. 成長を褒める
4. 得意を伸ばす
5. 自立を促す
■大切なこと
・思春期に入ったら母子蜜月期は終わりと心得る
・中高は友だちや先輩からの影響が大きくなる
・負ける経験は人を成長させる。
負ける経験を乗り越えた時の自信やその経験から得た自己肯定感は簡単には崩れない
・自分をリードするリーダーシップを養おう
しゃべらせる
・男の子が無口になりがちなのは、説明しようと思っていることを全て整理してから口にする傾向があるから。
・質問は一つだけにして、子供が話すのを待つ。
・親が話す量は子供の半分以下にする。親:子 = 1:2
・思春期男子の「うるせぇ」は「ねぇ、お母さん」と理解する。
・思春期男子がキレるのは不安の裏返し。
心の中にあるモヤモヤとした不安を持て余し暴れている。時を改めて、さりげなく学校での様子や最近のイライラしている理由を聞いてみる。
・意見は言わず、5W1Hで引き出す。
「ダメ」と言わない
→子供に「ダメ」と頭ごなしに言うことがほとんどないので、印象に残る言葉がありませんでした。
成長を褒める
・褒める時は水平比較ではなく、その子自身の過去と比べる垂直比較で。
・完璧を求めずに70%の出来で満足する。
・キャパオーバーにならないように完璧は求めず、その兆候を見逃さない。
・最初はあれこれ一度にできなかったことも、自分でタスク管理ができるようになると、こなせるようになる。健全な体や心を保つことを優先して、子供の負担を軽くしてあげる。
・どの科目も振るわなかったら、一番良い点数のところに注目して褒める。
・失敗は次の成功のチャンス。結果よりも挑戦のために努力したことを褒める。
得意を伸ばす
・やみくもに勉強するのは難しいと心得る。やりたいことが見つかれば勉強する。
・どれも平均点以上のジェネラリストは目指さず、尖ったところを育てていく。
・好きなものを見つけるのが最優先。エネルギーが注げるものを見つけ出す環境づくりを親は手助けする。
・いつも見ている親だからこそ、子どもの「得意なこと」「自信が持てること」を引き出すことができる。
・興味がころころ変わるのは男の子にとって当たり前。
・好きなことを見つけて欲しいからと言って、あれこれと親から与えるのも無駄。子供が自分で見つけたことを見守り応援する。たとえ、好きなことが移り変わっても、集中して何かに取り組んだり、楽しんで一生懸命にやったりしたことは貴重な経験。
・子供がロールモデルを見つけられるようにする。
中高6年間にどのような環境で過ごすかは、大人が考える以上に子供の人生に大きな影響を与える。
自立を促す
・自分でルールを作らせる。ゆるい基準でも我慢して口を出さない。その代わり、ルール違反は許さないという姿勢を貫く。自己管理能力を身につけることが自立への一歩
・18歳は大人と事前に話しておく。自分の力で生活の質を上げられた時、子供は大きな自己肯定感を得ることができる。
勉強の進め方
・勉強の計画は1週間単位で考える。
日曜日は調整日にして、オーバーフロー分のカバー調整日。
・自分で計画・実行させて、自己管理能力を育てる
・男の子は「コツコツ」でなく、体力に任せて「ドカンドカン」でいい。
結果を出せて入れば、途中経過は気にしない。
本番に自分のベストコンディションを合わせられるように力配分を自分で考えて活用できるようになることが大切。
・親が「教えてもらう」ことで子供の学力を伸ばす
その他
スマホ
![丸ブルー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/533.png)
・中学3年から、独り立ちの準備として、自分が生きていく上で必要なお金について知らせる。
・自分が一人暮らしした時の費用をイメージできるよう、毎月、子供にかかっている費用を知ってもらう。
・労働とお金の関係について、お手伝いを通じて学ばせる
・お小遣いの金額を決めたら、補填はしない。(月額制)
・お小遣いの使い道に介入しすぎないようにする。使い方には口をなるべく出さない。
・勉強の成果をお小遣いの対価としない。
以上
こんな感じです
あとの2冊も簡単にまとめておきたいと思います。