山の里加子母。今朝は曇り。今日一日「曇り」の予報です。
昨年の9月、名古屋市中区の眼科杉田病院を受診した後、妻と
愛知県田原市の伊良湖岬へ行ってきました。
かねてより高台にあるホテルに宿泊して、伊良湖岬に沈む夕陽
を撮りたいと考えていたからです。
現地に着くまでは雨と風の生憎の天気。ホテルの送迎バスが
夕陽が沈む時間に間に合うかどうか、気持ちは焦るばかりで
した。
到着時間の直前に天気は回復。ぎりぎり夕陽の沈む時間に間
に合いました。
翌朝、ホテルの野天風呂から見た伊良湖岬の全景です。
半島の砂浜は『恋路が浜』。海は荒れていて人の姿は
ありませんでした。
写真左の島は三島由紀夫の小説[潮騒」の舞台となった『神島』です。
次は伊良湖岬を詠った有名な童謡。少し長いですがUPします。
●『椰子の実』 作詞=島崎藤村 作曲=大中寅二 1936年発表
名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の実一つ
故郷の岸を離れて
汝(なれ)はそも
波に幾月(いくつき)
旧(もと)の木は
生(おい)や茂れる
枝はなお影をやなせる
われもまた 渚をを枕
独身(ひとりみ)の浮寝の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新たなり 流離(りゆうり)の憂い
海の日の 沈むを見れば
檄文(たぎり)落つ 異郷の涙
思いやる 八重の汐々(しおじお)
いづれの日にか 国に帰らん
伊良湖岬付近は伊勢湾と三河湾の出入り口。24時間沢山
の船が行き交っています。