山の里加子母。今朝は晴れ。お日様が里を照らしています。暖かな朝になりました。今日

は一日「晴れ」の予報です。

 

この暖かさで当地のサクラたちも一斉に咲き始めるかもしれません。楽しみです。

 

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昨日は一日中雨が降りました。その雨の中を加茂郡川辺町の写真店まで行ってきました。

写真クラブ4月例会の作品をプリントするためです。その帰り道、国道41号線沿いの駐車

スペースに車を止め、雨に煙るサクラとその周囲の風景を撮影しました。

 

飛水峡と、公衆電話ボックス  

 

飛水峡が眺められる駐車スペース。ここには公衆電話のボックスがあります。スマホなど

携帯電話の時代に、電話ボックスの公衆電話を利用する人があるかなと疑問ですが、携

帯電話を持っていない人や、持っていても電池切れになった場合など確かに需要はあり

そうです。

 

 

道路下を流れるのが飛騨川。この付近から加茂郡白川町までの区間は飛水峡といわれる

景勝地で、甌穴などの奇岩・巨岩が連なっています。

 

 

写真奥に見えるのがJR高山本線。この付近を列車が通るときにはスピードを落として、車

掌が飛水峡の説明をすることで知られています。

 

 

 

 

飛騨川バス転落事故と、慰霊碑「天心白菊の塔」

 

国道41号線線沿いの加茂郡白川町で、バス事故史上で最大といわれる「飛騨川バス転

落事故」が発生したのは、1968年(昭和43年)8月18日の深夜。

 

乗鞍岳に向かっていた観光バスの集団が、集中豪雨に巻き込まれて立往生していたと

ころへ山崩れが発生。2台のバスが増水していた飛騨川に転落。乗客・乗員107名の内

104名が死亡するという痛ましい事故でした。  

 

バス転落事故の犠牲者104名と、地元白川町の集中豪雨による犠牲者14名の合わせ

て118名を慰霊するために、事故の翌年に立てられたのが「天心白菊の塔」です。

 

 

 

 

*撮影日=2021.3.28