山の里加子母。今朝は雨。予報によれば今日一日雨との
ことです。
日本国内でも新型肺炎コロナウイルスの感染者が増えて
います。
感染経路が不明なケースもあってこの先が心配です。コロ
ナウイルスの感染拡大を防ぐとともに、政府や自治体はも
とより、学者、医療人など関係者による治療方法の早急な
確立を願うばかりです。
当地の700mを超える標高にある小郷地区。昨日、山の頂
に雪があるかなと期待して出かけましたが、雪の姿はどこに
もありません。
そこで小郷地区にある国の天然記念物「加子母大杉」を撮
影しました。
下呂市との境にある舞台峠付近からの小郷の里と大杉の
眺めです。
加子母大杉は、高さ30.8m、根回り20m、胸高(目通り)
13m。樹齢は千数百年といわれていますが、正確な樹齢は
不明です。
天然記念物の指定は大正13年。大杉の周囲は人家が広が
っていて、この環境で長く生きていることの不思議さを感じま
す。
大杉の下には地蔵尊が祀られていて長寿延命や安産育児に
ご利益があるとされ、近隣の町村からも参拝者が訪れます。
加子母大杉は当地の名所の一つですが、芝居小屋「かしも明
治座」に立ち寄るバスツアーも、ここはまだ観光コースに入っ
ていないためツアー客はきません。ぜひ立ち寄ってほしいもの
です。
*撮影者=2020.2.15