2024年 新年のご挨拶 | == 肖蟲軒雑記 ==

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ツボに籠もっているタコが、「知っていても知らなくてもどっちでも良いけど、どちからというと知っていてもしょうもないこと」を書き散らすブログです

皆さま、明けましておめでとうございます。

ブログ記事としてはほぼ1年ぶり、新年のご挨拶としては2年ぶりになります。

 

恒例(?)のネコたちと干支動物の編みぐるみでのご挨拶です。

いつもなら中央に来るべき干支の龍ですが、見事な尻尾をお目にかけたいということで、左端になりました。名前はドラ子(ウルトラマンの噛ませ犬怪獣と同じ名前は偶然です)。

背景の富士山は浮島ヶ原公園から撮影しました。

 

一昨年の大河ドラマ関連記事でも登場した浮島ヶ原の名残が最後まで残っていた場所(昭和初期まで須津沼と呼ばれていた)が、公園となり、植生が保存されている場所です。

 

大河ドラマ繋がりでボランティアガイドをした大泉寺とのご縁で、昨年からスリランカからきた中学生に英語で漢字や数学・理科などの学習支援をするようになりました。お寺での学習会で小学校2年生までの漢字は理解できているとのことなので、中学の教科書に書かれていることが理解できるような漢字を学びたいとのことで、そのお手伝いです。

 

準備をするとこれが結構むづかしく、また興味深く面白いということがわかりました。

 

たとえば、

数学の教科書では、平面、平行などという形で登場します。

 

「たいら」という訓読みから、平面(plane噛み砕いてflat surface)は理解できますが、なぜにparallelが「たいら」とつながるのか、は即座には納得できません。

漢和辞典など使って調べて行き着いたのは、「たいら」とはでこぼこがない状態なので、全てが等しいということにつながるということです。平等の平(びょう)です。

直線どうしの間隔が常に等しい(中学で学ぶユークリッド幾何学上の)parallelを表すのにふさわしい漢字であるわけです。

 

このように、外国から来た若者の学び支援を自らの楽しみとしている今日この頃です。

 

本年もよろしくお願いします。