今年も北スラウェシは日本の梅雨に合わせたように雨が降っています。そこそこ降ってはいるのですが昨年の強烈な乾季の影響がいまだにあるのかタリセ島の水源は水量が少なく養殖場まで回ってきません。仕方ないので塩混じりの井戸水を使いながら深井戸掘りを始めました。いい水が出ることを祈ります。

5月、6月は潮流の強い時期ですがタリセ島もこの時期は要注意です。筏が流されたり沈んでしまうこともあります。今年は特に強かったのか当たりどころが悪かったのか筏が3台ほど壊れたり一部沈んでしまいました。

こんな状況のタリセ島ですがイカナゴなど
小魚が筏周辺に集まっていてそれを追いかけて大型魚が集まってきます。いつもは村人がまき網で小魚を根こそぎとってしまい大型魚も逃げてしまうのであまり釣果も上がらなかったのだけど今年は何の加減かまき網船が殆ど見当たりません。そのためか筏周辺で頻繁にナブラができています。

仕事終わりにナブラを待ち伏せしてナブラにルアーを投げ込むと高い確率で大物が食いついてきます。最近はセキュリティーのスタッフがボートを出してくれるのでアンカーロープに悩まされることもなく釣果が上がってきました。