シミルボン・2016年12月7日初投稿

 

『こちら葛飾区亀有前公園派出所』が最終回を迎えたので、かなり久しぶりに『週刊少年ジャンプ』を買いました。
購読をしていた頃とは連載作品や執筆されている漫画家の先生達の顔ぶれもかなり変わり、『こち亀』のように私が購読していた頃から連載されている『ONE PIECE』やテレビアニメ化されこちらも長期連載している『銀魂』以外は、殆どが知らない作品に様変わりしていて、時代の変化を感じました。
その知らない作品の殆どは、当たり前ですが連載途中の話が多く、私には話が分からなかったのですが、その中で連載の途中であっても、読んでいて面白いと感じたのが、白井カイウ先生と出水ぽすか先生の『約束のネバーランド』です。

なにかしら子ども達は施設に入っていて管理されている。
また、子ども達はこの施設から抜け出すために、ママと呼ばれる管理者から逃げるために、あらゆる知恵を使って、相手の心理、行動に頭を巡らす。
仲間の中に裏切り者がいるという可能性、その裏切り者心理を考え、相手の立場になって、どうしてこのような行動をしたのか?を考える。
それは、管理しているママに対しても考えていて、ママが子ども達を脱走しないようにするには、何を考えるか?ママの立場で考える。

この、管理されている側と管理する側の知恵比べのような、駆け引きに読み応えがあり興味を惹かれました。
12月にこの作品のコミックス第1巻が発売されるということで、本屋さんに行ったのがですが見つからず、アマゾンを先ほど見たら在庫切れとあって入手出来てない状態なのが残念です。

これは、明るく考えて『約束のネバーランド』が売れているってことだと思います。
連載途中から読み出したので、早く1巻を手に入れて1話から読みたいです。
まだまだ、お話はどのように展開してどのような結末になるか分かりませんが、現在連載中の少年漫画作品の中で楽しみな作品の一つです。