やっと家での生活に慣れてきたからまだ入院にはならないでー
と思ってるけど、どっちになってもいいように準備はバッチリ!!
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健康な時の病院のイメージは、病人がたくさんいてマイナスオーラが充満している所でした。
でも実際は真逆。
病人(ケガ人)の数だけ元気になりたいプラスのオーラと、守ってくれる先生と看護婦さんのパワーが充満してるパワースポットです。
だから、病院に行く時はそれにふさわしくニコニコ。
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続き
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電話をきった後のブログ。
撮影の日だったから、死を受け入れるのは仕事が終わってからにしようと切り替えたボロボロの日。
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それから何日かたって、気持ちが落ち着いて家の住所に行ってみようと思いました。
大宮駅にある、できたばかりの一軒家。
近くに銚子丸(回転寿司)があったので、そこで心を落ち着かせて。
同期に
「緊張する。プリン(銚子丸のプリンめっちゃおいしい!)だけ食べて帰ろうかな」
と連絡したら笑われたので
心を決めて出発。
近づくにつれてすごい緊張感でした。
もしかしたら生きてて普通に住んでるかも。
その気配があったら帰ろう。
そんな希望を持ちながらゆっくりゆっくり。
でも、こんな時に限ってすぐに見つけてしまうんですよね…
表札にはその人の名字。
誰も住んでる気配はなく、庭の草が伸びていました。
来てみたものの、ここからどうしていいか分からず座り込んでボー…
携帯触って、入口に座って、ただ時間がすぎていきます。
…でも、よく考えたら
家にはいないけど入院してるかもしれないし、私に飽きて観戦来なくなっただけかもしれないし、私が勝手にうぬぼれて亡くなったことにしたのかもしれない。
本当にそんな気がして
近所の人に何か知らないか聞いてみよう!と隣?向かい?の家のインターホンを押しました。
出て来たのは50歳くらいの女性。
風香「あの……〇〇さんの家のことなんですけど…」
私の顔を見て、女性の顔がかわりました。
風香「えっと……私、プロレスしてて、〇〇さんに応援してもらってた者で…」
と、持っていたプロレスカードを名刺がわりに差し出そうとすると
「!!!!!風香さんですか?」
おばさんが泣き出しそうな顔で
「ここの人はあなたのことが大好きでした。あなたの日記(ブログ)を開きながら亡くなったと聞いています」
…私、号泣。
亡くなったことを初めてはっきり聞かされたのと
「自分、死ぬ時は風香を想って死にます」あの言葉がこんなに切羽詰まったものだったとわかったから。
「……いつですか?」
2月末に亡くなったこと。
日付から、私の節目の大会直後だったこと。
末期ガンだったこと。
を教えてくださいました。
もう一度家の前に戻って手を合わせて
今までありがとうございましたと
冷たくしてごめんなさいと言って大号泣で帰りました。
末期ガンを宣告されて、私に何か残してあげようとあの手この手をつかってくれてたんですね…
少し怖かったその人の行動は、真実を知り私の中の伝説になりました。
お墓の場所は知らないので、毎年4月になると家の前で手を合わせてたのですが、今年は行くことができないからブログに書いてみました(^-^)
あと少しだけ、続く