A先生からの電話連絡が頻繁になってきた小2の秋、長男の様子で少し気になる変化がありました。
それまで、2週に一度だった私のリモートワークが全面的になくなり、毎日出勤になりました。
もともと、私の職場はリモートワークに消極的で、緊急事態宣言中だけは2週に一度のペースでやるものの、解除されるとその当日からなくなります。
有休や半休を使うと、リモートワークの代替とカウントされて、その週のリモートワークはなくなります。
リモートワークできない仕事ではないです。
確かに業種の内容的に毎日リモートというわけにはいかないですが、週1回とか2週に1回のペースであれば工夫しながら継続できるし、このペースでも育児と仕事を両立する上では、全くリモートできないより助かっていました。
長男が小学校から帰ってきた時に、「おかえり」と迎えてあげて、その日はおやつにホットドックや肉まんを作ってあげて、「宿題やった?」と気にかけることもできて、長男はテレビで私は仕事で別のことをしていても、同じ空間で同じ空気を吸うことができて、それはそれで貴重な時間でした。
とてもありがたかったです。
リモートワークのない通常出勤日は、19時頃に私か夫が帰宅するまで、長男は毎日1人で留守番です。
小学校のあと、16時頃まで学童へ行き、学童から帰宅する日もあれば、6時間授業の日などは学童へは行かずにそのまま帰宅していました。
家では主にテレビやYouTubeばかりでしたが、元々1人で遊ぶタイプの子だったし、本人が学童やお友達と過ごすことよりも家でのんびりすりることを望んでいたので、リフレッシュの時間になるなら…と思って許容していました。
19時頃に帰宅すると、1人でお菓子を食べながら、テレビを見てニヤニヤしていることがほとんでした。
しかしちょうどその頃(小2の秋頃)から、帰宅した時に、テレビもつけずに、時には灯りもつけずに、部屋の隅に丸まってぼーっとしていることが多くなりました。
無気力というか…心なしか寂しくしているようにも思えました。
私のリモートワークがなくなったことが影響しているのかは分かりませんが、タイミング的にそうだと思い込んでしまい、私自身もこの頃から職場への不信感や今後の働き方について、モヤモヤとした悩みを募らせていきました。
職場の愚痴みたいになってしまいますが、他の部署ではもっと積極的にリモートを推奨していて、実際に他部署の同期たちは週3〜4回リモートワークしている子たちが大勢います。
私の部署はなぜか考え方が昭和気質で、「仕事たるもの出勤してなんぼ」みたいな文化があり、必要としてもその願いは叶わず、できることを認められない圧力に毎日辟易していました。
話が逸れてしまいましたが、A先生からの訴えではあまり何も感じなかった私ですが、長男の家庭での変化を目の当たりにした時は、何か心にズシーンと重く刺さるものを感じました。