長男が小学校に入学した年は全国的にコロナによる休校対策があり、実質的に新学期がスタートしたのは6月に入ってからでした。
その6月も、人数を制限する目的と、慣らし?の目的もあってかと思うのですが、出席番号でグループ分けされて、1〜2時間ずつの授業を交代で…という形だったので、クラス全員揃って、お給食も含めてスタートしたのは7月に入ってからだったと思います。
7月中旬に、個人面談があったので、その時に初めてA先生と対面でお話しました。
事前に、引っ越してきて知り合いがいないこと、自分から友達を作ったり、誰かに声をかけるのが苦手なこと、マイペースで動作がかなりゆっくりなこと、お勉強方面よりもお友達ができるか、集団生活に馴染めるか…ということが心配で仕方ないことを伝えました。
A先生は優しい表情でとてもよく理解してくださり、できることはサポートしながら見守っていくというようなことを仰ってくださいました。
その後、小1の冬、小2の夏と個人面談があった際は、特定の子とは笑顔で楽しそうに過ごしていること、まったく1人でポツンとしているわけではないことを教えてくださいました。
ただし、スキンシップは特定の一部の子に限定されていること、会話のキャッチボールによるコミュニケーションというよりは、おふざけの延長でじゃれあって笑っているという印象が強いというようなことも仰っていました。
この時、少し引っかかりはあったものの、私自身が仕事に追われて忙しくしていたこともあり、あまり気に留めず「特定のお友達はいるんだ」と安堵してやり過ごしました。
引っ越してきたハンデがあるし、元々がマイペースな性格なのでスロースタートは仕方ない、少なからず自分でお友達を作る力があるなら、きっとそのうち追いつくだろう…そんなふうに楽観的に考えていました。
状況が変わったのは、小2の後半、秋頃にA先生から頻繁に電話をいただくようになってからです。