氣志團、7月岩見沢「サニー」登場 フェスには「奇跡」 綾小路翔「反則、もっと美しく」

2017年に結成20周年を迎えたロックバンド「氣志團」が、7月28日(土)にいわみざわ公園野外音楽堂キタオンで開かれる音楽フェス「サニートレインレビュー2018」に出演する。ボーカルの綾小路翔(あやのこうじしょう)は「ほとんどが知ってる出演者。みんなライブに定評がある。耳で聴いて肌で感じることが、こんなに幸せなんだと知ってもらえるようなライブをしたい」と語る。(恵本俊文)

 ライジングサン・ロックフェスやジョインアライブなどロックフェスへの出演は少なくない。「ふたをあけてみないとわからないことが多い。どう転がっていくか興味深い」という。フェスの醍醐味(だいごみ)は「同じ条件で同じアウェー感を感じながら、何ができるか。お互いのパフォーマンスを見て刺激し合い、ここでしか見られない奇跡が起きることだと思っています」。

 氣志團が中心となり、多くのミュージシャンを招いて千葉県袖ケ浦海浜公園で毎年開いているロックフェス「氣志團万博」は今も盛況だ。「今年(9月15日(土)、16日(日))は、より楽しんでもらうためのホスピタリティー、演出の精度を上げたい。来てくれた方々、出てくれた方々みんながハッピーになるには何が必要かと思いながら、原点に立ち戻って」。北海道をはじめ、遠方からも多くのファンが駆け付けるのは「ほかのフェスと空気感が違うから。それが面白く癖になる部分じゃないかと思う」。

 昨年出した記念アルバム「万謡集」は、これまでとはひと味違う。「ロックバンドは曲を自分で作らなきゃならない、という気持ちがあったが、もっと柔軟になってもいいのかなと考えた」。尊敬するミュージシャンに「20年やってきたんですけど、氣志團ってどんな曲を歌ったらいいですかね?」と投げ掛け、クレイジーケンバンドの横山剣や宮藤官九郎、大槻ケンヂら敬愛するミュージシャンに曲の提供を受けた。

 かつては「勢いで、振り回していたパンチがたまたま当たり、相手が倒れてくれるような試合」のような活動だったという。がむしゃらなところが受け「ありえない反則を使うようなヒール(悪役)感がいつもあった」と振り返る。だが試行錯誤を重ね「反則も、もっと美しくやらなきゃいけない。基礎ができてないと、今の僕らのキャリアでは通用しない」と痛感。「氣志團に興味のない方々にも見てもらえることを常に考えていきたい」

 「サニートレインレビュー2018」(午後1~8時)の入場料は6500円(税別、当日は500円増し)。未就学児は無料。問い合わせはSTV事業(電)011・272・9302へ。7月から始まる結成21周年御礼参りツアーは、道内4公演は完売。