保育士がやめる理由



その1、待遇が悪すぎる。



最近、世間でも保育士の待遇の悪さが騒がれているので、ご存知の方も多いかと思いますが…


本当に、ばかばかしいほど安いダウン


正規職員として勤めていても、3年目で手取り14~15、6万。。。


以前勤めていた園も、友人の園も同じようなもんです。


残業代なし、持ち帰りの仕事もあってこれじゃあね…(´_ゝ`)





その2、心身共に重労働すぎる。



子どもは可愛いだけじゃありません。


時に泣き叫び、大声で騒ぎ、だだをこね、ケンカしたり、友達を傷つけることだってあります。


それがクラスに20~30人…1日同じ部屋で過ごすことが、ストレスになることもあるんです。


乳児クラスでは泣いている子を常に2人抱っこして、腰痛になることもあります。



行事前は、大きな荷物・机・イスなど、女の先生だけで何往復もして運ぶこともDASH!





その3、女同士の人間関係



女性のみの職場というのは、ギクシャクすることが少なからずあるものです。


子ども相手の仕事で、常に気を張っているからなおさら。


ちょっとのミスから責められたり、気が合う・合わないで仕事がやりにくくなったり、一人がグチを言い出すと、裏でバーッと広がったり…


毎年そんな女同士の関係のもつれで辞める人がたくさん。





その4、辞めてもすぐ次の職場が見つかる。



これも大きいです。保育士の資格を持っていれば、今のところ職に困ることはない…。


多くの保育園が保育士不足で、常に募集している状態です。


全体的に待遇は悪いとしても、やめた次の日に職が見つかるので、今の職場が気に入らなければ安易に辞める人が多いです。





その5、『保育』という仕事に、正解がない。



最近これすごく考えるんです…


保育の仕事って正解がない。


子どもへの対応だって、子どもの数だけ、先生の数だけ違って、いつも何が正しいのかわからない。


子どもが何か間違ったことをしたとき、


A先生は 「今はきちっと叱るべき」

B先生は 「子どもにわかるように優しく伝えればいい」

B先生は 「そんな小さなことで注意すべきではない」

C先生は、気にも留めない。


など、時と場合によりますが、先生の価値観によって対応が違ってきます。


元気がいいクラスを見て、『子どもらしくていい』と思う先生もいれば、『落ち着きがないクラス』と見る先生もいます。


こういう価値観の違いの、小さな積み重ねが、ぶつかり合う原因になったり、『自分のやっていることが正しいのかわからない…』と、悩んしまう先生もいます。


むずかしいですね汗





こんな、たくさんの要素が積み重なって、みんな『退職』という道を選んでしまうのです。




毎年多くの同僚が辞めていくのは、とても悲しいダウン


どうやら今年も、在籍している半数の先生が辞めることになってしまったので、ちょっと凹んでいます(´・ω・`)


そして残された先生たちの負担はどんどん増えていくのです。。。はぁ。



めずらしく、ちょっとネガティブな記事になってしまいました…(+o+)



ぽっくるチューリップ紫



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