松本伊代の「センチメンタルジャーニー」は名曲だと思ってる。

伊代ちゃんの、甘ったるい歌い方と、ルックスの可愛さが

全面に出てしまって、「アイドルの歌う歌」としてひとくくりに

されているけど、程よいスピード感、程よい心地よさ、かすかな

せつなさ、雰囲気のある飽きの来ない曲だと思う。

 

この曲が流行ってた当時、私はまだカラオケに行った事はなかった。

 

かなりいい歳になってから、カラオケルームに行くようになった。

カラオケボックスではなく「ルーム」。

年上の人達と行くことが多かったので、演歌畑の人はルームが

好きらしい。一人カラオケは行く勇気ないし、私は「ボックス」の方が

良かったけど車に乗せてもらう身なので仕方ない。

カラオケルームで知らないお客さん達と混じって歌う。

 

ある日、私だけ別方向だったので、運転する人は、私だけ先に店に

送ってくれ、「あとの人、迎えに行くから2~3曲先に歌っといて」と

いって出て行った。お客さんはまだ誰もいない。

私は迷わず「センチメンタルジャーニー」をかけた。

そして気恥ずかしかった、あのフレーズ、

♪伊代はまだ 16だから~♪と思いきり歌った。

やった~!このフレーズが歌いたかった、マイクを持って。

ギャラリーがいたら決して選ばない曲。

「センチメンタルジャーニー」松本伊代 お借りしました。

 

 

この曲には何気に可愛い振付けが付いていて、♪センチメンタルジャーニー♪の

ジャ~二~♪の部分で伊代ちゃんは、右足のつま先をトントン、とする。

こんなフリもしながら歌いたかったけど、いくら一人と言っても

お店のママもいるわけだから、流石にそれは出来なかった。

 

この曲を使ったCM

ロッテガーナチョコレート CM お借りしました。