以前、どなたかが言っていた。

「コロナワクチンの三回目の注射は、二の腕でなく肩だった。」と。

その人がファイザーなのかモデルナなのかは知らない。

 

私はモデルナだった。

接種日の前日、私は ある服を探してた。

それは 頂き物のニットで ベストとお揃いのアームウオーマーが付いている。

 

色はショッピングピンクで「こんな格好、いつするの?」と思ったまま

かれこれ10年がたってしまった。

 

 注射が肩であっても 半袖を少しまくれば 済むことだが

右手には ジャケットやカーディガンを持っているだろうから、なるべく

ノースリーブが望ましい。

 

探してた服が見つかり、当日 沢山の重ね着で出かけた。

直前までカーディガンをはおり、注射の部屋に入ってから カーディガンを脱いだ。

 

注射は あっという間に済んだ。二の腕よりもっと肩に近い場所だった。

 

私の格好を見た助手の女の人が、「わあ、凄い。ちゃんと考えて着て下さってますね。」

とニコニコしながら言って下さった。

私は「はい!!」と答えた。満面の笑みで。

 

          (少しスマートに描きました)