ここ数日 春のような暖かさで ここに来てふと思った。

この秋から冬、みのむしを見ていない、と。

 

同じように 木々はそこにあったので 私が気付いてなかったのだろう。

 

なんやかんやと 毎日忙しく みのむしの事なんて 全く意識していなっかた。

 

忙しくても 雲の様子や 紅葉は 目に入っっていたので

みのむしのような 小さな物は 偶然目にする確率は少なく

探さないと 見えないのだろう。

 

 みのむしに ホッとするのは その瞬間 小学一年生の頃の自分に

戻るからだろう、

 

まわりの風景は変わっていても みのむしは あの頃とまるで同じだ。

 

 中の虫は 春になったら 飛び立つのかな。

 

からっぽの 蓑は どうなるなかな。

 

糸が切れて 落ちるのかな。

 

  みのむしの事を 私は 何も知らない。