「歩いても 歩いても」 この題名からは 何の映画かわからなかった。

でも 樹木希林さん出ているので見た映画。

 

樹木さん演じるお姑さんを取り巻く 息子夫婦や実の娘との関わりを描いた

映画だったような気がする。

 

その中で 印象的だったシーンがある。

天ぷらを揚げるシーンなんだけど 生のトウモロコシの天ぷらにするとき、

パチパチとおいしそうな音がして、原田芳雄さん演じるおじいちゃんが

その音につられて台所に来る、と言う設定。なんかすごくおいしそうだった。

輪切りのトウモロコシでなく、包丁で軸から粒をこそげて、揚げてたみたいだった。

 

今日は朝から 風が強く、涼しくて 今夜は天ぷらを揚げよう、と思った。

生のトウモロコシを買ったのは 言うまでもない。

 

だけどトウモロコシのお好み焼きみたいになってしまい、 揚げてる時も

あんなに パチパチした音にはならなかった。

 

でも あの映画を見なければ 我が家の食卓には並ばなかったメニューだ。

 お好み焼きみたいになった トウモロコシの天ぷらは なかなかおいしかった。