数日前、この花が目にとびこんだ時、まだ名前は知らなかった・
ただ、やけにお行儀よく、横並びに咲いているなあ、と微笑ましく見ていた。
通り過ぎた後、 もしかして「倒木更新?」と思った。
幸田文さんの「木」と言う本の「えぞ松の更新」の章で出てくる。
改めて倒木更新の意味を調べてみた。
倒木更新・・倒れた古木を礎にして新たな世代の木が育つ事。
これを見る限り「木」に限定されるみたい。花の場合は倒木更新と言わないんだ。
今日、もう一度近くで見たら、横たわった木の上に花が咲いてるのではなく、
木の向こう側に咲いてて、木がせきとめてる形なのだとわかり、
もともと倒木更新でもなんでもない事が判明した。
調べた花の名はカタバミ。
葉っぱがマンガのようなハート型。

