つくしの押し葉が程よく出来てきた。

毎年、その春摘んだつくしの中からいいのを選んで栞を作っている。

今年は30本位摘んだろうか。

今日新聞紙を広げてみるといろんな、つくしの押し葉になっていた。

茶褐色の濃い物や、緑の胞子が青カビみたいに見える物、実際、カビの生えてる

つくしもあった。これは空気が湿ってる日に摘んだ物だろう。

栞にするつくしは乾いたベージュの小さな物がいい。

太過ぎず細すぎず、小さすぎず大きすぎず、で選ぶのも難しい。

どうにか明るいベージュの、小さ目のを選んで今年のグランプリにする。

淡いベージュの和紙につくしを貼り、栞のひもは赤い刺繍糸にした。

こうして今年のつくしコンテストを終えた。