こんばんはスライム

2025年も6分の1が終わりますね。

それにもかかわらず、今日が今年最初の投稿です。

 

さて、当ブログで断トツのアクセス数を誇るこちらの記事。

 

 

テレビで「漢字を正しい書き順で書ける?」といったコーナーがある時だけでなく、普段から「書き順 変わった」と疑問に思う方が調べてアクセスしてくださるようです。 

ありがたい!

 

上の記事で紹介しているのが、昭和33年(1958)、当時の文部省より発行された『筆順指導の手びき』。学習指導上、混乱を来さないようにするために統一する目的で作成されました。

現在、教科書や漢和辞典などでも広く採用されているようです。私の地元で採択している国語の教科書は光村図書なのですが、書き順については『筆順指導の手びき』に拠っていると思います。ぜひ、同社のWEBマガジンをご覧ください。

 

筆順、書き順と繰り返していますが、筆順(書き順)には正解がありません。

だから、今では

「正しい書き順」

「書き順が変わった」

「書き順を間違えていた」

というのは不適当なのでは?と考えるようになりました。

『筆順指導の手びき』も、取り上げた書き順のみが正しいとはしていません。

 

それでも私個人としては、やはり同書が示す書き順に慣れているし、運筆も無駄がないと思っています。

とはいえ、自分なりの書き順になっていることも。

誰かが漢字を書いているのを見て「書き順が違う」とか「書き順が変わった」と思う方は、もしかしたら自分流になっている可能性もあります。

 

……と、前書きがかなり長くなりました泣き笑い

今回の記事は『筆順指導の手びき』から、2つの大原則について。

 

『筆順指導の手びき』の筆順は、2つの大原則さらに細かな8つの原則整理されています。

 

以下、大原則は同書に記載のまま。

「。(句点)」の表記は省きました。

大原則2の[ ]内の漢字は同書に掲載されているもの、また私が常用漢字から選んだものもあります。

 

大原則1 上から下へ

上から下(上の部分から下の部分)へ

書いていく

a.上の点画から書いていく

 

b.上の部分から書いていく

 

ご覧の通り、上から下へ。

下から上への漢字が思い浮かばないので、これはやはり大原則で間違いないのではないでしょうか。

 

大原則2 左から右へ

左から右(左の部分から右の部分)へ

書いていく

a.左の点画から書いていく

 

[学・挙・労・栄 など]

 

[魚・点・烈・照 など]

 

[帯・滞・棄]

余談ですが、私は長いこと「一 → 山」の順に書いておりました

 

[脈・派 など]

 

b.左の部分から書いていく

偏(へん)が先で旁(つくり)があと

手びきによると「この部類の漢字が最も多い」とのこと。

たしかに言われてみれば、部首でも偏が圧倒的に多いですね。さんずい、にんべん、きへん、てへん、しめすへん、等々。

 

3つの部分の左から

[側・街・湖 など]

 

大原則1も2も、大原則であるのは納得。

あとは8つの原則。数種類の書き順がある漢字がありますね。

それはまた次回、なるべく早めにアップしたい所存です。 

 


 

2025/04/02 17:40 画像を変更しました

 


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