こんばんは
3月以来、久しぶりの投稿です。
今日はカタカナの【ア】と【マ】の書き方について。
記事にするつもりで、だいぶ前にカタカナと漢字を紙に書いていたのですが、文字の記事も12月が最後だったようで、ずいぶん経ってしまったと驚いております。
目次
- 判断に迷う【ア】と【マ】
- 字源:アは阿、マは万or末
- 【ア】と【マ】の違い〈書き分け方〉
- キレイに見えるポイント
(2024.9.7追記)
【カ】と【ヤ】同様、全然形が似ていません
判断に迷う【ア】と【マ】
※私が書きました
2画目の向きから判断するなら、マ。
でも、実はアだった!ということもあります。
字源:アは阿、マは万or末
↑①②は筆順
アは阿(音読み:ア)の阝(こざとへん)の1画目と3画目から。
私の所有している字典、また過去にも本やネットでそのように掲載されていたので、↑の画像でもそのように書いています。漢字の一部を取ったのがカタカナと考えると、納得。
とはいえ、こざとへんの1画目と2画目を繋げた行書体の書体(卩みたいな)もあり、平安時代はむしろそっちのほうが多かったかも?
そう思って改めてネットで調べたら「こざとへんの変形」と書いているホームページが複数ありました。
いずれにせよ、アは阿のこざとへん由来のようです
↑①②は筆順
マは万(音読み:マン、バン)の草書体
または
草書体の末(音読み:マツ、バツ)の4画目と5画目の変形
これはどちらも有り得そう。
もしくは
上記の万(草書体)と末(草書体/4画目と5画目)の混合と言われています。
漢字の一部を取って成り立ったとされるカタカナが多い中、混合ってどうなんでしょう?
ちなみに、ひらがな【ま】の字源は末です。
【ア】と【マ】の違い〈書き分け方〉
・1画目
アの横画はマより短い
アもマも転折(折れ)
・2画目
ア:左下ヘ向かって払う
マ:右下ヘ向かい、止める
キレイに見えるポイント(私個人の好みです)
ア
逆三角形(二等辺三角形)をイメージする。1画目:やや膨らみを持たせて、中心に向かって払う。
2画目:真っ直ぐに下ろしてから払う。
マ
文字の形は横長の長方形。完全に私の好みです。
2画目の長さは↑の画像より短くてもいいかも。大切なことは、1画目と2画目をクロスさせない。
マに寄せて書いてみましたが、ヌと見分けがつかない場合もあります。
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