こんばんはスライム

3月以来、久しぶりの投稿です。

今日はカタカナの【ア】と【マ】の書き方について。

記事にするつもりで、だいぶ前にカタカナと漢字を紙に書いていたのですが、文字の記事も12月が最後だったようで、ずいぶん経ってしまったと驚いております。

 

  判断に迷う【ア】と【マ】

※私が書きました
 
2画目の向きから判断するなら、
でも、実はだった!ということもあります。
 

 

  字源:アは阿、マは万or末

↑①②は筆順
 
阿(音読み:ア)の阝(こざとへん)の1画目と3画目から。
私の所有している字典、また過去にも本やネットでそのように掲載されていたので、↑の画像でもそのように書いています。漢字の一部を取ったのがカタカナと考えると、納得。

とはいえ、こざとへんの1画目と2画目を繋げた行書体の書体(卩みたいな)もあり、平安時代はむしろそっちのほうが多かったかも?
そう思って改めてネットで調べたら「こざとへんの変形」と書いているホームページが複数ありました。

いずれにせよ、アは阿のこざとへん由来のようです 
 
↑①②は筆順
 

万(音読み:マン、バン)の草書体

または

草書体の末(音読み:マツ、バツ)の4画目と5画目)の変形

これはどちらも有り得そう。


もしくは

上記の万(草書体)と末(草書体/4画目と5画目)の混合と言われています。

漢字の一部を取って成り立ったとされるカタカナが多い中、混合ってどうなんでしょう?


ちなみに、ひらがな【ま】の字源は末です。

 

 

  【ア】と【マ】の違い〈書き分け方〉

・1画目
の横画はより短い
も転折(折れ)

・2画目

:左下ヘ向かって払う

:右下ヘ向かい、止める

 

 

  キレイに見えるポイント(注意私個人の好みです)

逆三角形(二等辺三角形)をイメージする。1画目:やや膨らみを持たせて、中心に向かって払う。

2画目:真っ直ぐに下ろしてから払う。

 

文字の形は横長の長方形。完全に私の好みです。

 2画目の長さは↑の画像より短くてもいいかも。大切なことは、1画目と2画目をクロスさせない



マに寄せて書いてみましたが、ヌと見分けがつかない場合もあります。


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