こんばんは🐢

ドラマは最終週に突入しましたが、こちらは連続テレビ小説『ブギウギ』第111回の感想です。


 

音符今回の主な登場人物音符

ヒロイン 福来スズ子/花田鈴子(趣里)

スズ子の娘 花田愛子(小野美音)


鈴子の実母 西野キヌ(中越典子)


梅吉の弟 花田松吉(木内義一)

松吉の妻 花田ユキ(沢暉蓮)


ツヤの妹 大西タカ(西村亜矢子)

タカの夫 大西ヒデオ(湯浅崇)


家政婦 大野晶子(木野花)

マネージャー 柴本タケシ(三浦獠太)

第23週「マミーのマミーや」

梅吉さんの葬儀で、スズ子は生母のキヌさんと再会します。

スズ子が自身の出生について知ったのは昭和9年。今は昭和26年の秋なので、キヌさんが15年と言っていたように、あれから17年が経ちました。


2人が話すことに選んだ場所は、スズ子が駆け抜けた松林でしょうか。この松林は、松吉さんたちの住む村とキヌさんが住む村の間にあるのかもしれない。


梅吉さんは、キヌさんの息子たちのこともよく撮って、可愛がっていたそう。スズ子の弟たちというのもあるかもしれません。

ツヤさんが亡くなる前、梅吉さんに「何があってもスズ子をキヌに会わせないで欲しい」とお願いしていました。自分が亡くなった後の自分の知らないスズ子を、キヌに知られたくない。スズ子は広く国民に知られるスター(キヌさんの息子もスズ子のファン)になり、その活躍は知られているし、何より愛子にも会いました。

死後とはいえ、結果的に梅吉さんはツヤさんの願いを叶えられなかったと言えるかもしれない。でも、母になったスズ子は17年前と違い、キヌさんの気持ちが分かるのではないかと思うと、再会して良かったよなあ。


スズ子がキヌさんの息子(スズ子の異父弟)たちに「お母さんを大事にしてくださいね」と言葉を掛けた時、キヌさんの表情が"お母さん"の時点で反応していたように見え、グッときました。愛子にキヌさんは「マミーのマミーや」と答えた時の表情も。あの距離でキヌさんに聞こえるのか、息子たちにはちょうど聞こえない距離か、などと無駄なことも考えてしまいましたが。

ようやくスズ子の中で、キヌさんを実の母であるとしっかり認められたのだなと感じたタイトル回収でもありました。


愛子が「おじさんたち遊んでくれた」と言った時、4歳児には10代後半から20代でも"おじさん"なのかと、それはちょっとした衝撃。叔父さんであることは事実なんだけど😅タケシよりも年下なんじゃない?


そのタケシは相変わらず失礼なことを悪気なく口にして、個人的にはマイナスのままです。


【画像:illustAC】