今回の主な登場人物
ヒロイン 福来スズ子/花田鈴子(趣里)
作曲家 羽鳥善一(草彅剛)
羽鳥の妻 羽鳥麻里(市川実和子)
羽鳥の息子 カツオ(中谷悠希)
羽鳥の娘 イネコ(高田幸由)
羽鳥の娘 カツコ(河野咲良)
―村西医院―
院長 村西(中川浩三)
看護師長 東(友近)
第19週「東京ブギウギ」
ようやく歌いたい気持ちになったスズ子は羽鳥さんのお宅を訪ね、新曲を作ってほしいとお願いします。初めてスズ子から曲作りを依頼され、羽鳥さんは戸惑うものの、これまで羽鳥先生の曲に助けられてきたと聞き快諾します。
笠置シヅ子さんのお嬢さんのお七夜にて、芸能界に戻ることを決意した笠置さんは服部良一先生に「センセ、たのんまっせ」と復帰報告をしたそうです(服部先生の自叙伝)。
ところでスズ子は、羽鳥さんに新曲作りを依頼することをマネージャーである山下さんに伝えているのでしょうか。ちょっと気になりました。
麻里さんは、1人で育児をしているスズ子が疲れていないか心配します。ある晩、愛子が熱を出し、スズ子は村西医院へ駆け込みます。診察を終えた頃、スズ子から知らせを受けた麻里さんが駆けつけました。
スズ子焦っただろうなあ。私は子育てしたことはありませんが、初めての育児、それも1人でやっている中で子どもが発熱したら……初めてなら尚の事、心配で慌ててしまいそうです。子どもはしばしば熱を出しますよね、私もそうでした。引付けを起こしたこともあるようです。
それにしても、夜中でも駆けつけてくれる麻里さんは、何て素敵な人。スズ子の上京直後からなので、もう10年近いお付き合いなんですね。
翌日、スズ子の家を訪れた麻里さん。スズ子を休ませ、愛子のお守りと家事をこなします。
久しぶりに、布団で大の字になって眠れたスズ子が気持ちよさそうでした。その間、麻里さんは洗濯に掃除に料理まで。愛子も泣かずにいて、スズ子は夕方近くまで安眠できたかも。意味不明だけど楽しい映画を見たような夢(六郎の亀を捨てる捨てないでツヤさんとトミが言い争い、はな湯のお客さんたちがそれを見て笑っている)に、元気が出そう。
愛子のミルクの飲みっぷりがよくて、それがまた可愛いです。
麻里さんによると、羽鳥さんは新曲作りに必死になっている様子。スズ子がまた歌いたいと思えるようになったと喜びつつも、"福来スズ子が最高に輝ける歌"というテーマ(自分で掲げた)は大きいです。でも、そろそろ誕生する!はず。
愛子を抱いて近所を散歩しながら、スズ子が口ずさんだ子守唄は、ツヤさんとキヌさんが歌っていたあの歌でしたね。
【画像:illustAC】