おはようございます🐢

連続テレビ小説『ブギウギ』第84回の感想です。

85回放送前に投稿出来なかった~


 

音符今回の主な登場人物音符

ヒロイン 福来スズ子/花田鈴子(趣里)


スズ子最愛の人 村山愛助(水上恒司)


マネージャー 山下達夫(近藤芳正)


―村西医院―

院長 村西(中川浩三)

看護師長 (友近)


―村山興業―

社長 村山トミ(小雪)

東京支社長 坂口(黒田有〔メッセンジャー〕)

社長秘書室長 矢崎(三浦誠己)


羽鳥の妻 羽鳥麻里(市川実和子)

羽鳥の息子 カツオ(中谷悠希)

羽鳥の娘 イネコ(高田幸由)

羽鳥の娘 カツコ(河野咲良)

第18週「あんたと一緒に生きるで」

昭和22年(1947年)5月。

スズ子は臨月を迎え、お腹がだいぶ大きくなりました。愛助からは「だいぶ具合も良くなり、もうすぐ帰れると思います」との葉書が届くばかりで、未だ会えぬまま。医師の村西に大阪へ行きたいと希望するも、出産予定日まであと10日のため、許可は下りません。

赤ちゃんは順調ですが、スズ子は浮かぬ顔。病院の前ですれ違った妊婦健診後と思しき夫婦がまた睦まじく、出産を楽しみにしている感じが溢れていて、スズ子との対比がキツかったです。


その頃、愛助は熱に浮かされていました。矢崎がトミに、スズ子と会わせてあげてはどうかと話すも、愛助がそれを拒みます。スズ子に安心して赤ちゃんを産んでほしいから。病気を治してスズ子と子どもに会うという思いを支えに、愛助は病気と戦っています。


愛助の具合が悪いのではないかと心配するスズ子は、坂口と山下さんを問い詰めます。2人はスズ子を安心させるため、風邪が長引いていると誤魔化しますが、スズ子は今すぐにでも大阪へ行くと言い出します。なんとか収めようとする会話の流れで、山下さんが愛助の病状が悪化していることを明かします。

山下さんと坂口が、ボン(愛助)の願いを守ろうとする様子に「村山は家族」というのが感じられました。


スズ子は羽鳥家を訪ねます。羽鳥さんは不在でしたが、麻里さんと話すことができました。頼りになるのは、やっぱり麻里さん。愛助が具合が悪いことは変えられない、でも今は無事に出産することだけを考える――スズ子の心が軽くなったと思います。

麻里さんの最初の妊娠中も羽鳥さんはあの調子だったんですねえ。そりゃあ不安にもなるよな。


帰宅したスズ子は、愛助の丹前をギュッと抱きしめます。きっと家の中で愛助のぬくもりを感じられるのは、これだけ。今までも度々話しかけていました。

一方、スズ子に葉書を書いていた愛助は、また喀血。

やっぱり東京にいたほうがよかったと、今回も思いました。


スズ子が村山興業(東京支社)に出入りしているのは、雑誌記者に知られていないのでしょうかねえ。劇場の楽屋に侵入した鮫島なら嗅ぎつけていそうな気もするのですが。



【画像:silhouetteAC】