こんばんは🐢
連続テレビ小説『ブギウギ』第77回の感想です。
今回の主な登場人物
ヒロイン 福来スズ子／花田鈴子（趣里）
スズ子最愛の人 村山愛助（水上恒司）
作曲家 羽鳥善一（草彅剛）
羽鳥の妻 羽鳥麻里（市川実和子）
羽鳥の息子 カツオ（中谷悠希）
羽鳥の娘 イネコ（高田幸由）
マネージャー 山下達夫（近藤芳正）
―村山興業―
社長 村山トミ（小雪）
東京支社長 坂口（黒田有〔メッセンジャー〕）
社長秘書室長 矢崎（三浦誠己）
第17週「ほんまに離れとうない」
スズ子が愛助と結婚するためには、歌手を辞めることが条件――。
社長秘書室長の矢崎は、どうしてあんなにも感じが悪い人間なんだろう。公式SNSによると経営陣の1人のようですが、踏ん反り返り、後継者である愛助に偉そうな口調で話すのは如何なものか。坂口が"いけ好かない"と言っていた通り。
愛助はスズ子に歌手を続けて欲しい。
2人を応援したい坂口は、トミを説得するため大阪の本社へ行くことにします。
トミに同棲を認めさせたのは坂口でしたね。結核患者の世話人としてですが。その恩返しで、山下さんがマネージャーになりました。たしか、あの時点では交際は認められていなかったはず。うやむやになってしまったとはいえ、トミはスズ子が"歌手を辞める覚悟があるなら"結婚させてもいいと考えてくれるようになったのかあ。
スズ子は羽鳥夫妻を訪ねます。歌手を辞めるよう言われたと聞いた羽鳥さんは「一大事だ！」「せやから、そんな条件のんだらアカンて！」と熱くなり大阪弁に。アカンて3回くらい言ってた？
自分のやりたい音楽を実現するためには福来スズ子が必要不可欠であることは、十二分に分かりました（呆れるほどw）。歌手・福来スズ子の才能をよく知る人であることは間違いないものの、現在書いているらしい新曲のことやら、とにかく自分の音楽のために辞めないで欲しいと勢いよく喋ります。
そんな羽鳥さんを制する麻里さん。
どうしてスズ子さんだけが、そんなに残酷な選択を強いられなければならないの
相手のお母様だって、同じ女性として何とも思わないのかしら
スズ子が愛助と歌手のどちらかを選ばなければならないことに、麻里さんは腹を立てていました。いつも女性ばかり我慢するのはおかしいと。羽鳥さんが伸び伸び出来るのは、家庭のことを麻里さんが一手に引き受けているから。夫婦は対等であるべきです。
ただ、トミにもトミの考えがありました。
坂口が大阪から戻ってきましたが、残念ながら説得は失敗。
「愛助の伴侶は、一緒に会社を守り立ててくれる人でなければならない」
これがトミの考え。
芸人や社員も本当の家族のように一致団結して、村山興業はここまできた。後継者である愛助の伴侶には同じ思いで来てもらわなければ困る。片手間ではあきまへん。
愛助と結婚するということは、村山興業という家族の一員になること。だから、自分が先代である夫とともに必死で会社を守ってきたように、スズ子にも覚悟を決めて欲しい。――という意味かなと思いました。
トミの考えを知ったスズ子は「ワテ、歌手辞めようかな」と口にします。
愛助はトミのようなことはスズ子に求めていません。むしろ、歌手としてどんどん羽ばたいて欲しいと思っているでしょう。女優業ももっと挑戦して欲しいでしょう。
2人がどんな決断を下すのか気になりますね。
気になると言えば、愛助の変な咳。スズ子の心配も気にせずにいますけど、あの時と同じじゃないですか？愛助こそ身体に気をつけて。
羽鳥さんとこのカツオちゃんが、鎌倉殿の金剛並みに成長著しい。羽鳥さんが帰国して、まだ1年経ってないはずなのにー。
【画像：illustAC】
