今日はあくまでも普段着の破れの修復方をお教えいたします。
破れさえ直ればよいと言うときにお勧めです。
あくまでも、ご参考にしてください。
手芸屋さんでアイロン接着テープや布状の物が有ります。
また、布用ボンドもございます。(河口の皮革、布用がお勧めです。)が表にしみ出すだす場合がありますので
厚めの物にご使用下さい。いずれも見えない部分での(ポケット内等)で試したからがよろしいと思います。
アイロン接着テープ参考
http://www.t-k-kawaguchi.com/1164599448330/
さて、難しいのは、いかに破れた所を(どうしても開き気味になっているので)縦横垂直に戻して補修する事です。まずアイロンをかけましょう。左右上下からよせるようにかけてみて下さい。
これで傷口がぴったり合わさればokです。
この場合裏からアイロン接着(布付きの物がよいです。)を裏から張り付けます。
この時、上から布を当てその部分に水を付けて押さえてください。(高温になりしっかりと接着します)
ここで注意することは、傷口はぴったりのまま、
そして、布地に対してアイロン接着をななめに貼り付けないと言うことです。
仕上がりがよがんでしまいます。
あくまでも、縦横合わせてください。小さい場合は接着テープ、大きい場合は接着芯が良いです。
厚地の場合は傷口ぎりぎりに裏からボンドを付け布(出来れば共布で)を当てます。
アイロン接着後、合わさった破れ部分に同じ色で細かくミシンを当てると丈夫になります
洋服はほぼ、吊り下げた状態で上から下が縦方向ですので、お洋服をまっすぐにした状態で作業してください。
アイロン接着で失敗したときは、消毒用エチルアルコールでとれますから(コットンに付けてその部分をたたいて見てください。剥がれるはずです。アイロンを当てても剥がせますが、やり直すときにちょっとやりにくいです。
尚、ボンドの方は剥がれにくいので、あくまでも作業服や、ジーンズ等にご使用下さい。
次は、穴があいてしまった場合です。これは共布が必要です。
同じくアイロン接着で、補修出来ます。但しこれは布なしの接着テープが必要です。
裏からその接着テープをはさみ共布を当てアイロンです。表部分は穴の所に接着剤が残っていますので
アイロンの先端でちょっと押さえると溶けて分からなくなるはずです。それでも目立つ場合は先ほどのアルコールを綿棒に付けちょっとこすってください。取れると思います。
ボンドの場合は裏から穴ぎりぎりの所に付けてください。付けすぎると表にしみ出ます。
また、ボンドはポケットのほつれや普段着の縫い目のほころびにも便利です。
そして大事なことですがボンドは乾いてからあいろんをかけてくださいね。
あくまでも、普段着に御利用下さいませ。
尚、スーツなどの小さな1~2mm程度の穴ですと
上の赤字部分の方法で補修できます。が、裏から当てる共布を極力小さめに、
そして共布は8角形か円形にしてください。
失敗したら、無理に剥がさずにアイロンをもう一度当てるか、エチルアルコールで剥がして下さい。
穴が広がるおそれが有ります。
これは、自信が有る方だけにお勧めです。
慎重に行ってくださいませ。