こんばんは。わたなべです。

いつも応援ありがとうございます。

今日はちょっとぼやきです。


いつも私は⁡捕獲作業の時⁡


「捕まってくれたら私が必ず、絶対絶対幸せにするから!!お願いします!!」⁡


…と指を組んで目をぎゅっと閉じて願う。


⁡⁡猫にも⁡神様にも、その思いは通じる。


⁡だから捕獲が100%上手くいくのだと思う。⁡⁡


⁡特別な技術とかは何も無くて⁡⁡ただただ願い、祈る。それだけ。 ⁡


私が捕獲に出たら捕まらない猫はいないと、家族に本気で思われていてちょっとプレッシャーだったりする。⁡


⁡けど、実際それで捕まった猫たちを幸せにしてきたつもりではある。⁡


⁡でもこの前


実質的な所有者(所有権を持つ相続人)が居るけど連絡がつかず、

猫たちがこれから先どうなるのかわからない、

市役所から依頼された団体さんから、

更に私に依頼された捕獲で。⁡


⁡いつものように捕獲器を仕掛け、指を組んだところで気付いた。⁡


⁡私はこの子達を

本当に幸せに出来るのだろうか?⁡


この子達は本当に幸せになれるのだろうか?


所有者が所有権を主張して、避妊去勢を許してくれなかったら?⁡


ネグレクトされる可能性は?⁡ 


私の元ではなく別の保護主の元に行くということは、私が譲渡に携わらないということ。⁡

⁡もし所有権が移った後、団体さんが私の思うような譲渡を進めてくれないとしたら?⁡ ⁡

もちろん団体さんが責任を持っているのだから、それは納得済みのつもりだった。


でもいろいろ考えたらすごく不安になって、指を解いた。⁡


私がいま絶対捕まえたいと思っているのは、一体何のため?⁡


団体さんに感謝されたいから?⁡


名誉のため?栄誉のため?⁡


⁡⁡みんなに褒められたいから?⁡⁡


成功体験を増やしたいから?


わからなくなった。


⁡捕獲をやめるわけにはいかない。


けどいつものように祈ることも願うことも出来ない。


⁡私はどうしたらいいんだろう。⁡


…そういう雑念があると必ず猫に伝わる。

⁡捕獲は失敗する。⁡


結果的に依頼された3匹はなんとかその日のうちに捕まえたけど、きっと猫に雑念が伝わった。

ギリギリまで捕まらなかった。


市の協力団体として活動する上でこういう思いをすることはこれからもきっとある。⁡


私はどうしたらいいんだろうか。⁡


行政と連携する、横の繋がりを増やすということは、きっと今まで以上にいろんなことを経験することになるんだと思う。⁡


いろんなことを経験する上で、こうやっていろんな葛藤や悩みを抱えて生きていくことになる。


⁡私にそれが務まるだろうか。

わからなくなった。⁡


私はなんでもプライベートに持ち込んで境界が曖昧になって、悩みがあると24時間それしか考えられなくなる。⁡⁡


そんな人間が保護活動をして良いのだろうか。⁡


団体の代表としてやっていけるのだろうか。


猫の幸せのため、幸せな猫と人を見るため、そんな幸せを得るためにやってきた活動が、行き詰まった気がした。


こんな私に、いったい何が出来る?


誰の役に立てる?


答えは未だわからないまま。


自分を否定するということは、自分を応援してくれている人の想いを否定するということ。


そんなのはとっくのとうにわかっている。


それでもわからなくなった。


わからなくなってしまった。


こんな私に、いったい何が出来るのだろうか。