おはようございます!!


『猫を救うための捕獲器を購入したい』https://readyfor.jp/projects/watanabeke4 


クラウドファンディング、目標額150,000円のところ230,500円のご支援が集まり、無事に終了、成立となりました!!

皆様の応援のお陰でございます。
本当にありがとうございます。
さっそく注文に向けて打ち合わせをしています。

150,000円以降のご支援に関しましては、プロジェクトページに記載の通り、捕獲器の購入で余りが出た場合、せぴうるにゃん府中で保護している猫の医療費等に使わせていただく予定です。
会計監査を通す関係で年度末には間に合いませんが、4-5月には収支報告書を載せられると思いますので、ご確認いただけますと幸いです。


一昨日保護した2匹のシニア猫ちゃんたちは、2匹とも意外と早くゴロゴロが聞けて安心しました。

初めはケージの壁に貼り付いて動かなかったり、シャーシャーヴーヴーが止まらず素早く手が出たりしたので、どうなることやらと思っていました。

外でも本当に人懐こく、膝に登ってくる子達だったので、保護出来てホッとしています。

お兄ちゃんの方は歯が痛そうでご飯を食べないと通りがかりのおじさんが仰っていたのですが…

(誰も医療にかけない or 保護・診察せず薬を処方してもらうので合っていない薬を飲まされる…)

やはり歯が痛いようで、ペーストのご飯しか今のところ食べられません。

今日、2匹とも病院に行ってきます。
ひと通り検査と駆虫をして、歯の状態も診てもらいます。


あの日、大雪が心配で見に行ったら、通りがかりのおじさんが「雪が降り始めてから餌やりAさんも餌やりカメラマンも一度も来ていない」と仰っていて…ショボーン

前は熱心に子猫を増やしたり毎日餌やりに来ていたのに。飽きたんでしょうか。

メインの餌やりAさんが朝ごはん担当の餌やりさんを会う度に罵倒して、精神を病ませてしまったので、毎日来るしかないと言っていたのですが。
 

あの日は、嫌な予感がして、というか普通に雪が降ったら外の猫が心配になるじゃないですか。

朝、なんの前触れもなくパチッと目が覚めて、あ、猫たちどうしているかな、と。

ありったけのパウチとちゅーるを湯煎で温め、飲み水が凍ってしまっているだろうと思いお湯をボトルに入れて、雨の中、猫たちに会いに行きました。

雪に慣れていない東京のぽっちゃり人間は予想以上に歩くのが大変で、いつも自転車で行っている3倍も時間がかかってしまって。

早く猫の様子を知りたい、餌やりさんに話を聞きたい一心でひたすら足を進めました。

現場に着くと、道より深く雪が積もっていて、通常東京では見られないデケェ雪だるまがお出迎えしてくれました。

10年前に呼んでいた声で猫たちを呼ぶと、ビショ濡れの兄妹が鳴きながら飛び出してきました。

10年で随分訃報を聞いたもので、よく生きていてくれた!!と涙ぐみながら、雪が積もっていない大きな木の下に走りました。

寒いねぇ、よく来たねぇと声をかけ、タオルで体を拭きます。

2匹とも寒すぎて震えが止まりません。

この現場は朝ごはんの餌やりさんと同じく、私もだいぶ罵倒されて精神がやられたので、もう来ることは無いと思っていたのです。
避妊手術を否定され、猫の保護を禁止され、バカだのなんだのと罵倒され…

そんなことはどうでもいいのです。

2匹は私にすり寄り、撫でられるとゴロゴロと喉を鳴らしました。

「ごはん食べよう」と声をかけ、温めたパウチをあげました。

鼻息荒く食べていたのですが、お兄ちゃんの方は顔を傾ける仕草を何度もしていました。

それでも腹ぺこなのでしょう。

あっという間に完食して、総合栄養食ちゅーるをあげているところに、前から通っているおじさんが通りかかりました。

そこで前の日から餌やりAさんも餌やりカメラマンも来ていなくてご飯を食べていないこと、お兄ちゃんは歯が痛いことを聞きました。

しばらくするとまたそこに通っている別のおじさんが通り「雪が積もっている間は自転車で走れないから餌やりさん来ないだろうね」と言って、猫をひと通り見て撫でるでもなく去っていきました。

食べ終わったビショ濡れの2匹は体を寄せ合って座り、お互いをかばうようにくっついて毛繕いし合って、震えが止まらない体でなんとか寒さをしのごうとしていました。

私の手はもうかじかんで震えて指が動きません。
ホッカイロもあっという間に冷え冷えに。
それくらいの寒さです。
迷う余地はありませんでした。

姉に
「私の部屋にある黒の捕獲器1台、アイリスのキャリー1台、それと洗濯ネットが引き出しに入っているからそれを2枚持ってきて」
とお願いしました。

その場を離れたら二度と会えないんじゃないかという不安があったからです。

保護しようと決めて、離れて、次に見たのがご遺体なんてもう絶対にイヤだ!!と。

姉が到着しました。

美味しいご飯を置きますが、まぁ入らないですよね。

意を決して、そうすると悟られないようにお兄ちゃんを撫でながら首元に刺激を加えていきます。

「今だ」

お兄ちゃんの首根っこを捕まえ、手近にあったキャリーにぶち込み、扉を閉めます。

お兄ちゃんが叫びます。

すっ飛んで逃げる妹ちゃん。

捕獲器を仕掛けてみましたが、まぁ入らないですよね。

しばらくお兄ちゃんの様子を遠くからうかがっていましたが、諦めて遠くへ帰ったので、私も諦めて帰りました。


お兄ちゃんをケージに入れ、用事を済ませて、そろそろ妹ちゃんの嫌な気持ちと恐怖が消えてきたかなという時間に捕獲器を持ってもう一度現場に向かいます。

呼ぶと出てくる妹ちゃん。
さっきより震えています。

大好きなおやつをあげ、初めは警戒して距離を取っていたものの、だんだん私と捕獲器に近付いてきます。

しかし捕獲器を一瞥(いちべつ)すると「こんなもんにかかるかいな」とばかりに砂をかけます(やめれ)。

しばらくやりとりしているうちに触れる距離に近付いたので、とりあえず撫でます。

せっかく朝、奇跡的に無傷で済んだんだけどなぁ…こりゃ、腹くくるしかねぇべ!!

さっきと同じ要領で触る場所を徐々に首元に近付け、首元に刺激を加えます。

「今だ」

首根っこを押さえつけました。

捕獲器を手繰り寄せ、妹ちゃんをぶち込みます。

暴れる妹ちゃんの入った捕獲器を洗濯ネットに入れ、大判のシーツをかぶせ、声をかけて落ち着かせます。 

手からはふつふつと血が盛り上がって来ます。

家に帰り、ケージに妹ちゃんを入れ、ごはんとおやつとお湯を足し、声をかけてその場を離れました。

夜、様子を見に行くと2人ともトイレに籠城してヴーヴーシャーシャー言っていました。

お湯がだいぶ減っていて、入れておいたおやつも無くなっています。

とりあえず食べられたんだな、とひと安心して、この日のミッションは終了しました。
長い一日でした。

お兄ちゃん猫が食べるペーストのフードとちゅーるごはん、ほしい物リストに追加したので、もしご無理のない範囲でご支援いただけましたら宜しくお願い致します。

ちょっと、長い文章をスマホで打った影響か、目の奥が痛いので、一旦ここで終わりにしますね。
続報は、また更新させていただきます。


せぴうるにゃん府中では、保護猫たちにかかる医療費や飼育管理費と、Amazonほしい物リストにてご支援物資を募集しております。
皆様からの温かいご支援をお待ち申し上げております。





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名前 : わたなべ
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