フランス〜地中海(2)
プロバンスと言えば、ゴッホ、モネ、ルノワール、セザンヌ、シニャック、シャガール等の画家を思い起こします。しかし、私が10数年前にプロバンスを歩いた時に、住宅のユニークさに魅かれました。石を使った玄関、窓の形などありますが、とりわけ興味深く思ったのは、瓦です。瓦は素焼きで、テラコッタの一種です。写真の屋根の下を見て下さい。これは、瓦を重ねて、薄暗い部分に長い濃い影をつくり、ファサードをより明るく見せる効果を持っています。この重ねた屋根の事を「ジュノワーズ」といいます。パリでは、見る事のない屋根になっています。建物を見るだけでもプロバンスは、パリとは異なる文化や暮らしが育まれてきたことが分かります。