以心伝心 | カケラバンクオフィシャルブログ「先の見えないこの時代で」Powered by Ameba

以心伝心

20180510a


「インタビューさせて!」

 

仕事で関西に来ていた弘から、

そう依頼されたので4か月ぶりに会って来た。

 

お互いの中間地点だったので、

奈良駅を待ち合わせ場所にした。

 

奈良駅なんて約11年ぶり。

綺麗に様変わりしていた。

 

予定の時刻まで、

本屋で立ち読みしてた。

 

そして遅刻してきた弘と、

スタジオに入って改めて相方に、

 

幼少期の家庭環境の話、

ギターを始めた大学生の頃の話、

大学卒業後のニートの頃の話、

カケラバンクを結成する前と、

その後の話をした。

 

そして、

スタジオの予約時間をオーバーしたので、

場所を駅前のロータリーに変えて、

上京した後のプロの頃の話、

京都に戻ってからの4年間の話、

そしてこれからしたい事を聞かれた。

 

たまに直球の質問を投げてくるから、

何度も言葉を詰まらせた。

 

「なんでカケラバンクを結成しようと思ったん?」

 

「カケラバンクをこれからどうしたい?」

 

どこかのインタビュアーに聞かれるのと違って、

カケラバンク当の本人から聞かれると、

 

全く自分の事を知らない人に答えるのとは訳が違った。

 

色んな事を分かり合ってるから、

ハッとする答え方をしようとして、

言葉を詰まらせたんだと思う。

 

結果上の2つの質問に対して俺は、

10秒ぐらい経ってから同じ答えを出してた。

 

「分からへん…」

 

でもその答えに弘は何となく、

「それ分かる」ような顔をしてくれてた。

 

弘と初めてリハーサルをした12年前、

何か1つの事を伝える度に「それどういう事?」

って言われていつも「はぁ?」ってなってた。

 

「いやいや!これぐらい分かるでしょ」

 

って事が全然伝わらなかった。

 

どんな言葉を使って、

どう伝えていいのか分からず、

いつも苛立ったり絶句してたりした。

 

「相手の言ってる”分からない”って気持ちが”分からない”」関係だった。

 

その状態が数年続いていたのを今でも覚えてる。

 

でも結成してここまで11年続いて来たから、

結果論としてこういう答えを導き出した。

 

「分からない事が、

やっぱ好きなんやと思う。

他人の事もそやし未来の事もそやけど、

分からない事に出会うと分かりたくなるから、

分かるまで続けたくなるのかも」

 

そんな自分の気持ちが昨日分かった。

 

って事を話してたら、

あっという間に3時間も経っていた。

 

お互い終電間近だったので、

 

「ほな」

 

ってだけ言って別れた。

 

次会うのは2ヶ月後なのに、

すごく素っ気なかった。

 

前回のブログ に書いたプロジェクトも、

ちゃんと話せなかったけど、


もう11年前と違って、

 

相手の何が「分からないかが分かる」ようになったから、

今年2人で新たに踏み出して行くやろうなって確信してた。

 

肌寒い駅のホームで、

1人で急行を待っていた時、

3時間前本屋で読んでいた禅の本にあった、

「以心伝心」って言葉を思い出した。

 

「言葉によらずに互いの心から心に伝える事。」

 

カケラバンクは10年以上かけて、

今こうして強い絆を結べてる。


だから、 

これからはこれまで出会った、

1人1人ともっと深く関わって行きたいって思った。

 

1人1人の心の中にもっと入って行きたい。

 

その為に音楽をもっと使って行きたい。


誰かが求めてくれる限り。



PS:このインタビューの模様を後日弘が、

You TubeにUPしてくれるみたいなのでお楽しみに!


※上記写真:櫻井幹也(奈良市)


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【暗闇トリップvol.9】


会場の四隅に四組のアーティストが陣取る。
灯りは各アーティストの前に設置された4本のキャンドル計16本のみ。


その中で一曲ずつ生音をバトンタッチして行く。
その都度キャンドルライトが一本ずつ消える。
四週し終えた時そこは真っ暗闇。
 

その中で歌を聴いた時、
あなたは何処にトリップしますか。

kurayami

[日時]7月29日(日)OPEN:12:00 / START:12:30

[場所]東京・代官山「晴れたら空に豆まいて」

[料金]3000円  

[出演]玉城ちはる / カケラバンク

[予約]https://www.kakerabank.com/live/