既読スルーをする訳
「99.996%はスルー」という本を、
図書館で立ち読みしてた。
理学博士の「竹内薫」氏と、
医学博士の「丸山篤史」氏によると、
人間は一日に世界を飛び回る、
全情報のわずか0.004%しか、
受け止めていないと言う。
そして、
その中の情報はほぼ、
無意識下に押しやる為、
知覚して意識してる情報は、
99.99999999963%だと言う。
日頃から見聞きしたものの、
半分ぐらいを無視して、
生活してるとは思ってたけど、ここまで数字にされるとさすがに、
この本をスルー出来ないので借りて来た。
この情報化社会で、
スルーは生きてく上で、
必要であり当然であるらしい。
確かに考えてみれば、
世界にいる約73億人の中から、
友達やパートナーを見つける時も、
好きなミュージシャンや、
好きな仕事場を探す時も、
全部の情報を調べてから、決めてたら一生が終わってしまう。
「見切り」を付ける力は、
僕らの本能としてある程度必要なんだろう。
そう考えると、
昨日の誰かからの、
「既読スルー」なんて、
可愛い物だと思える。
本によるとスルーは、
①一時的スルー(保留)
②消極的スルー(憶えとく)
③積極的スルー(無視)
④ブロック(拒否)
に分け対処される。
今まで既読スルーされて、
こういった相手の状況を把握せず、
全てをただ「嫌われてる」と判断し、不安になってただけだと気付けた。
そして本によると、
スルーで傷つく人は、
相手からの「承認欲求」と、
相手への「コントロール欲求」が、
満たされない為らしい。
この情報を知った事で、
明日から既読スルーを、
されたら嬉しくなる気がする。
だって、
既読スルーをした相手が、
今①から④のどの状態かを探り、
今後関係をどうしていくかの、次の対策が出て前向きになると考えると、
相手は無理だとしても、
自分の気持ちをコントロール、
出来るようになってって、
相手の事を承認出来て、
イライラがワクワクに変わる気がするから。
ってか、
このブログ自体が、
99%以上の人に無視され、
読みもされてないのに、
ここまでたどり着き、
読んでくれた人には、
ほんとうに心から感謝。
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