カケラバンク『きっと僕等一人で生きては行かないよ』

｢距離｣

作詞・作曲：櫻井幹也

予報外れの夕立が
街を雨の匂いで包んだ

君が開いた小さな傘
二人体縮めて入った

今日も明日も明後日も
これが永遠に続いて欲しい

そんな叶いもしない願いを
せめて毎日祈れたらいいのにな

　もうちょっとだけ近付きたい

　お互いの肩が濡れない距離まで
　

　でも傷付きたくないから

　僕ら心を又隠した

人で溢れかえる改札と
雨がやんで輝く街並み

水たまりの中の油を
僕等なぜか虹だと騒いだ

今日も明日も明後日も
これが永遠に続いて欲しい

いつか叶うかもしれないから
僕は毎日祈り続けてみるよ

　もうちょっとだけ近付きたい

　お互いの息に触われる距離まで
　

　又傷付いたとしても

　君に心を隠したくない

きっと僕等一人でも

生きて行けるけど

きっと僕等一人で

生きては行かないよ

だって君はいつのまにか

僕の未来になったんだ

　もうちょっとだけ近付きたい

　お互いの肩が溶け合う距離まで
　

　ただ君の横にいると

　僕は心を隠せないから　　

～櫻井幹也～

※昨日から開催されてる、

写真展｢キョリ。藤里一郎 ×有村架純｣の、

テーマソング的に書き下ろした新曲の歌詞です。

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