誰か一人でもいいから理解して欲しい

昨日は、
25日のライブの打ち合わせも兼ねて、
西荻窪のレストラン｢CUORE｣に、
弘と二人で出かけた。

東京で一番美味いパスタを頂き、
少し酔いがまわって来た22時頃、

せっかく来たんだし、
唄が聞きたいと言って頂き、
6人の前で3曲だけ披露させて貰った。

マイクも何も無い状態にも関わらず、
2曲目の｢家族写真｣では、
涙を流して貰い思わず僕も、
歌いながら目頭が熱くなった。

音楽を12年やって来て、
初めて気付いた。

素敵なライブってのはきっと、

そこに何人いるかとか、
機材が良いとか悪いとか、

そんな事は関係なく、
ただ伝えたいという想いを、
僕等が伝わるように歌えば、
伝えて欲しいと願っている人達には、
絶対に伝わるんだと、
気付かせて貰った。

僕が19歳の時、
どうして自分が音楽を、
始めたのか分からなかったけど、

多分あの頃家族とも友達とも、
コミュニケーションを、
上手くはかれずに、
みんな本来持っている、
胸の中にある様々な複雑な想いを、
誰か一人でもいいから、
理解して欲しいという欲を、
音楽が満たしてくれるかもしれないと、
19歳の自分は微かに気づいていたかもしれない。

そして、
12年も唄を歌い続けて来れたのはきっと、

音楽には性別も職業も年齢も、
感性も性格も血液型も違う人と、
一緒に感極まって、
涙を浮かべられる不思議な力があると気付いたから。

その瞬間が訪れる度に、
｢生きてる実感｣を与えてくれる事を知ったから。

音楽は数十秒で、
それを可能にさせてくれるって事に、
気付いた僕は一生唄を作って、
歌い続けていくだろう。

だって、

コミュニケーションの難しさと大切さ、
そしてその方法を知ってしまった以上、
それを知らない人を僕は、
世界から一人でも減らしたいから。

～櫻井幹也～

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【関西今年最後のツーマン】

お爺ちゃんお婆ちゃん子だった、
｢カケラバンク｣と｢おかん｣2組の、
ボーカリスト2人によるトークライブを、
オープニングで行います。

タイトルは、
｢お爺ちゃんとお婆ちゃんに今伝えたい想い｣。

皆様からも｢お爺ちゃんお婆ちゃんに今伝えたい想い｣を募集し、
当日読ませて頂きますので、
kakerabank@doublewing.co.jpへ9月19日0時までに送信して下さい。
宜しく御願いします。


｢カケラバンク×おかん｣

[日時]9月19日(月･敬老の日)19:00
[場所]都雅都雅(京都)
http://park20.wakwak.com/~togatoga/
[料金]前売3000円/当日3500円
(ワンドリンク代別)

｢予約｣kakerabank@doublewing.co.jp
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