ようやく会えましたね
「なんで俺らは音楽をしてるんやろ。」
来週共演する「キッサコ」4人と昨日の午前0時にリハーサルを終え、
誰もいなくなった静かなスタジオのロビーで、ひろむと語り始めた。
この地球上には、60数億人のオリジナルな人間が生きている、
とされている。
でも、この世界にいる生物の種類は約200万種類だと言う。
それなのに、果たして人間だけは60数億も個性的な種類が存在していると言うのだろうか。
もしも大まかなDNAの組み合わせが1000万パターンしかなかったら、
自分と限りなく一緒の99%同じDNAの持ち主は、この世界に現在約600人いる事になる。
そして、この地球上に今まで存在していた何千兆人、そしてこれから生まれるであろう何千兆人を含めると、見た目が少し違う「自分」っていうのはかつて数百人存在してたかもしれないし、これからも数百人存在するかもしれない。
今年、振り返れば131回のライブした。
数千人が二人の前を通り過ぎる路上ライブも59回行った。
そんな中、無名の俺達二人の唄の一部が耳に入り、足を止め、最後までカケラバンクのライブに参加してくれる人が毎回数人いる。
彼ら彼女らとライブ後、握手をした時たまに思う事がある。
「初めまして」
が何だか似合わない、と。
そう、
「ようやく会えましたね」
って言葉がしっくり来る事がたまにある。
それはまるで、「自分」と出会ったと錯覚してしまうぐらいの必然性を感じるように。
「なんで俺らは音楽をしてるのかを、いつか知る為に音楽をしているんや」
午前4時、そういう結論に至った。
でも、上京して来て一年半で「なんで音楽をしてるのか」の答えが一つだけ出た。
それは、
カケラバンクを好きになって、共に今人生を歩んでくれている人は、
きっと「自分」なんだって事。
いや、
俺とひろむが「あなた」なのかもしれないって事だ。
なんで音楽をやっているかのヒントをもう少し貰う為、
今夜も、路上ライブに出かける。
60回目の路上ライブで、何人の「自分」に出会えるだろうか。
来週共演する「キッサコ」4人と昨日の午前0時にリハーサルを終え、
誰もいなくなった静かなスタジオのロビーで、ひろむと語り始めた。
この地球上には、60数億人のオリジナルな人間が生きている、
とされている。
でも、この世界にいる生物の種類は約200万種類だと言う。
それなのに、果たして人間だけは60数億も個性的な種類が存在していると言うのだろうか。
もしも大まかなDNAの組み合わせが1000万パターンしかなかったら、
自分と限りなく一緒の99%同じDNAの持ち主は、この世界に現在約600人いる事になる。
そして、この地球上に今まで存在していた何千兆人、そしてこれから生まれるであろう何千兆人を含めると、見た目が少し違う「自分」っていうのはかつて数百人存在してたかもしれないし、これからも数百人存在するかもしれない。
今年、振り返れば131回のライブした。
数千人が二人の前を通り過ぎる路上ライブも59回行った。
そんな中、無名の俺達二人の唄の一部が耳に入り、足を止め、最後までカケラバンクのライブに参加してくれる人が毎回数人いる。
彼ら彼女らとライブ後、握手をした時たまに思う事がある。
「初めまして」
が何だか似合わない、と。
そう、
「ようやく会えましたね」
って言葉がしっくり来る事がたまにある。
それはまるで、「自分」と出会ったと錯覚してしまうぐらいの必然性を感じるように。
「なんで俺らは音楽をしてるのかを、いつか知る為に音楽をしているんや」
午前4時、そういう結論に至った。
でも、上京して来て一年半で「なんで音楽をしてるのか」の答えが一つだけ出た。
それは、
カケラバンクを好きになって、共に今人生を歩んでくれている人は、
きっと「自分」なんだって事。
いや、
俺とひろむが「あなた」なのかもしれないって事だ。
なんで音楽をやっているかのヒントをもう少し貰う為、
今夜も、路上ライブに出かける。
60回目の路上ライブで、何人の「自分」に出会えるだろうか。
~桜井モトヤ~
※上記画像は、19歳の時、世界にはこんな音楽があるんだって興奮して毎日毎日聞いていた憧れのスター「Mr.BIG」の「ビリーシーン」さんと固い握手をした後、撮って頂いたスリーショット。
緊張してたから「あなたは何故音楽をしているんですか?」って聴くのを忘れてる時の二人の笑顔です。