願いは必ず叶うという事を知っている人を大人と呼ぶのだから。
50億年、地球はただただ自転と公転を繰り返してる。
月や太陽の周りをグルグル回っている。
僕等には、意味なんて分からないぐらい途方もない単純な運動をひたすら飽きずに繰り返している。
僕等は、この球体の上から落とされないように、すっかり目が回る事もないぐらい慣れてしまったこの星で、今日も生きている。
今夜最後の深夜番組が終わるから、部屋の時計を見た。
もうすぐ長針と短針が重なり合う1時6分。
僕は大きなあくびをした。その瞬間、窓ガラスを突風が叩いた。
もしかしたら、僕のあくびが地球に移って、今この星もあくびをしたのかもしれない。
それぐらい大きな吐息のような突風だった。
涙目になった僕はそんな事を考えながら電気を消して、目を閉じた。
数時間前、生まれて初めて写真に囲まれてライブをした。
数時間前、生まれて初めてトークショーをした。
その光景を思い出しながらまぶたの裏のスクリーンに映し出していた。
“「夢」とは99%叶うと思っているものをさす。
だとしたら、100%叶うと思っているものを「夢」とは呼ばない。”
写真家須田誠さんはトークショーの終盤にそうおっしゃった。
そしてこう続けられた。
“だから何かをしたいっていう願望は一杯あるけど、それは全部金を出せば絶対に叶うものだったり、全身全霊をかけて挑めば絶対に手に出来るものばかり。だから、俺にはそういう意味で「夢」はないのかもしれない。”
そう、
叶わないかもしれないけど、僕には「夢」があるんだっていう、「希望もどき」にすがって逃げて生きていた自分から、最近脱皮しかけていた僕はこの言葉を聞いた瞬間、世界を測るものさしが生まれ変わった。
“有名になりたいとかお金持ちになりたいとか誰かの成功を羨ましがるのは違うと分かってます。でもその欲望を消し去る事は中々出来ないんです。
それは欲望であって夢ではないとも分かってます。
じゃあ、僕とひろむが今100%実現させたいし出来るって思ってる事は、何なのか考えてみました。
それは「路上ライブという道端で今出会った人に、今自分達が感じている想いをほんの少しでも伝えたい」
という純粋な願いだったりします。
そんな願いはきっと武道館でやりたいとかメジャーデビューしたいとかって事じゃないから、一般的には小さ過ぎる願望だと片付けられるかもしれません。
けど、それはとてつもなく難しかったりするんです。
でも100%叶うと今二人は信じてます。
もうその「夢」とは呼べない、その願いを叶える為だけに「ライブ」をしている時があります。
その夢でも何でもない事を実現させる為だけに。”
一時間半近くに及んだトークショーのラスト。
大人は夢を持てないように出来ているのかもしれなくて、夢は子供だけの特権かもしれない。
という結論に僕は辿り着いた。
大人には子供には真似出来ない「実現出来る力」を持っているから。
夢っていう逃げ道を作らずに、
願いは必ず叶うという事を知っている人を大人と呼ぶのだから。
こうして一日の出来事を目をつぶって振り返っていたら、いつの間にか僕は現実から夢の世界に足を踏み入れていた。
夢の入口で、真ん丸顔の地球が僕の目の前に立っていた。
50億年周り続けている地球が人生をあぁでもないこうでもないと考えている僕を鼻で笑った。
そんな事、私は47億年前に気付いたよって顔で。
その鼻息のせいか、
窓ガラスを突風がまた強く叩いた。
月や太陽の周りをグルグル回っている。
僕等には、意味なんて分からないぐらい途方もない単純な運動をひたすら飽きずに繰り返している。
僕等は、この球体の上から落とされないように、すっかり目が回る事もないぐらい慣れてしまったこの星で、今日も生きている。
今夜最後の深夜番組が終わるから、部屋の時計を見た。
もうすぐ長針と短針が重なり合う1時6分。
僕は大きなあくびをした。その瞬間、窓ガラスを突風が叩いた。
もしかしたら、僕のあくびが地球に移って、今この星もあくびをしたのかもしれない。
それぐらい大きな吐息のような突風だった。
涙目になった僕はそんな事を考えながら電気を消して、目を閉じた。
数時間前、生まれて初めて写真に囲まれてライブをした。
数時間前、生まれて初めてトークショーをした。
その光景を思い出しながらまぶたの裏のスクリーンに映し出していた。
“「夢」とは99%叶うと思っているものをさす。
だとしたら、100%叶うと思っているものを「夢」とは呼ばない。”
写真家須田誠さんはトークショーの終盤にそうおっしゃった。
そしてこう続けられた。
“だから何かをしたいっていう願望は一杯あるけど、それは全部金を出せば絶対に叶うものだったり、全身全霊をかけて挑めば絶対に手に出来るものばかり。だから、俺にはそういう意味で「夢」はないのかもしれない。”
そう、
叶わないかもしれないけど、僕には「夢」があるんだっていう、「希望もどき」にすがって逃げて生きていた自分から、最近脱皮しかけていた僕はこの言葉を聞いた瞬間、世界を測るものさしが生まれ変わった。
“有名になりたいとかお金持ちになりたいとか誰かの成功を羨ましがるのは違うと分かってます。でもその欲望を消し去る事は中々出来ないんです。
それは欲望であって夢ではないとも分かってます。
じゃあ、僕とひろむが今100%実現させたいし出来るって思ってる事は、何なのか考えてみました。
それは「路上ライブという道端で今出会った人に、今自分達が感じている想いをほんの少しでも伝えたい」
という純粋な願いだったりします。
そんな願いはきっと武道館でやりたいとかメジャーデビューしたいとかって事じゃないから、一般的には小さ過ぎる願望だと片付けられるかもしれません。
けど、それはとてつもなく難しかったりするんです。
でも100%叶うと今二人は信じてます。
もうその「夢」とは呼べない、その願いを叶える為だけに「ライブ」をしている時があります。
その夢でも何でもない事を実現させる為だけに。”
一時間半近くに及んだトークショーのラスト。
大人は夢を持てないように出来ているのかもしれなくて、夢は子供だけの特権かもしれない。
という結論に僕は辿り着いた。
大人には子供には真似出来ない「実現出来る力」を持っているから。
夢っていう逃げ道を作らずに、
願いは必ず叶うという事を知っている人を大人と呼ぶのだから。
こうして一日の出来事を目をつぶって振り返っていたら、いつの間にか僕は現実から夢の世界に足を踏み入れていた。
夢の入口で、真ん丸顔の地球が僕の目の前に立っていた。
50億年周り続けている地球が人生をあぁでもないこうでもないと考えている僕を鼻で笑った。
そんな事、私は47億年前に気付いたよって顔で。
その鼻息のせいか、
窓ガラスを突風がまた強く叩いた。
~桜井モトヤ~
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【コラボの秋第三弾】
「カケラバンク・キッサコ2マンライブ」
三ヶ月ぶりの京都凱旋ライブは、カケラバンク史上初のお寺にて!
[日時]11月14日(土)
[時間]OPEN 16:00 START 17:00
[会場]永運院(http://
[料金]¥3,000
[予約]kakerabank@doublewing.co.jpへ
(1)お名前(2)11月14日(3)人数
を明記の上、コチラまで送信お願い致します。
お送り頂きますと予約完了メールが届きます。
残り4席となってますのでご予約はお早めに♪
【お勧めライブ】
昨年の覇者として「TOKYO BAND summit2009」の「楽器フェスティバル」にてゲストライブを行います!
[日時]11月6日(金)
[時間]START 16:00
(17:00からはMr.BIGのベーシスト「ビリーシーン」の握手会が行われます。)
[会場]パシフィコ横浜(http://
[料金]前売¥800
(セブンイレブン・ローソンチケットLコード39145・
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チケットぴあPコード986-583・CNプレイガイドにて販売中)
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