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全40話


​少年白马醉春风 完走

 

少年白马醉春风を完走しました。

今回は①キャラクター編に続き、

②ストーリー編となります。


①キャラクター編はこちらから


とにかく面白かった。

完走してすぐにまた「少年歌行」の二周目に出発したのだが、感動は醒めないどころか深まるばかり。このシリーズは続けて一気に見るのがおすすめ。


ではこのストーリーの見どころをキメてる



ストーリーの見どころ


① 友情


少年はみな自分の江湖を持つ。

(これは司空千落ちゃんの台詞)

そして江湖にはもちろん友情が欠かせない。

本作は百里東君叶鼎之の二人の幼馴染が英雄と呼ばれるまでの軌跡と別れを描いた物語だ。


幼い頃の叶鼎之と百里東君

成長したら一緒に江湖を旅しようと誓いあうが、叶家は謀反の罪で死罪に。東君は死んだ叶云との約束を胸に成長する。



しかし生き延びた叶云は叶鼎之と名を変え、二人は江湖で再会する。だがその喜びも束の間、運命は彼らを再び引き裂いた。


戦争を始めた者と、終わらせた者。

知己同士が剣を交えなければならない終盤の展開は辛いのひとこと。



一族を殺された恨みと妻を奪われた怒りが、彼を闇に引き摺り込む。


死なせたくない、連れ戻したい 百里東君

引き返せない、東君を巻き込みたくない 叶鼎之


え、これって…


これってさ…



ナルトとサスケじゃないのぉ!!

カケコのブログでは常連の二人 爆笑 

何なら叶鼎之の必殺技はサスケくんの

スサノオだからね(笑)


親友が自分の腕の中で息絶える様を見なければならなかった東君の慟哭。私もこのシーンで絶叫した。



死なないで、叶鼎之ーー!

最初から死ぬって分かってたけどだけど死なないでくれ、

叶鼎之ーーー


叶鼎之の英雄オーラが凄かった。


戦で多くの人々を巻き込んだ彼を悪と呼ぶならそうなのだろう。この戦は奪われた嫁さんを取り戻すための私怨なのだから。しかし愛は時に破滅的な力を生み出す引鉄となる。叶鼎之にはそれを許して従ってしまうカリスマ的なオーラがあってとにかく最高だった👍


自分の死後、幼い安世(無心)を東君に託す場面もムネアツ。東君は約束通り各派閥からの意見を抑え、安世の12年間の安全を確保する。


かつてのお気楽な若公子はもういない。

力のある者には責任が伴うということを東君は理解し、国を支える礎になっていく。



百里東君と叶鼎之。

どちらの英雄が胸に刺さるかは見る人しだい。

さて、あなたはどっち派?



②江湖の流儀


英雄を育てた師父、師兄たちの魅力については前回、キャラクター編でも紹介した通り。



今まで何度か書いているが、ドラマはサブキャラが魅力的でないと本当につまらない。領衛主演の二人がどれだけハンサムでも、サブキャラがペラペラだったら一つも面白くないのだ。(その典型がフェイユー主演の天醒の路。推しの主演でも残念な仕上がりに)


この少年シリーズから関連作品が次々に生まれるのはまさにサブキャラの宝庫だから。キャラの背景、信念、複雑な相関、過去の因縁、武器のステータスなど。どんなに登場時間が短いサブでもちゃんと作り込んでいるか否かで武侠ものの優劣は決まる気がする。


そして江湖のお約束といえば、弟子がピンチに陥ると一番良い時に現れて助けてくれる師父、師兄の存在だ。


叶鼎之に技を伝授した師父 雨生魔(男性)は剣の影響で見た目が女性化してしまったというレアな経歴を持つ。自らの命をかけて弟子に最後の一振りを伝える。このクールだけど情に厚い師父も魅力的だった。



学童の師兄たち

蕭若風、雷梦杀を含めて北离八公子と呼ばれる。影ながら琅琊王をサポートする強い味方。



なかなか顔を見せなかった大師兄は、終盤強力な助っ人として登場する。(中の人は五竹おじさん)ピンチには必ず師兄達が駆けつけてくれると分かっていても、次は誰が来るのかとワクワクした。一番良いタイミングで、ド派手に登場するシーンが個人的には大好物よだれ


大師兄


東君の師父李長生は最後の若返りの後、後に剣仙となる李寒衣を育て、それが少年歌行へと繋がっていく。血は繋がらなくても師父から弟子へと継承されるこの一子相伝スタイルが広大な江湖を江湖たるものにしている。血脈を守るのと同じくらい、自らの技を託すことが江湖では大事なのね。


東君と師父


幼いころの寒衣と師父


本作では天啓四守護の誕生秘話も明かされる。

親から子へ、師匠から師弟へその志が受け継がれるのも熱い!


上段: 初代

下段: 二代目

白虎の姫若風は少年歌行では蕭瑟の師匠として登場。


この光の四戦士みたいな設定もゲーム脳にはたまらない魅力だ。江湖はやっぱりこうじゃなきゃ指差しこの最強のガーディアンに守られる事で男主の価値が100倍くらい上がる。それもまた江湖の流儀。



③愛


叶鼎之と易文君


まずは叶鼎之と易文君の悲恋。

叶鼎之の奮闘虚しく、文君は皇子に嫁ぎ男の子を産むのだけど、結局その子を置いて叶鼎之の元へ逃げる。幸せな生活も束の間、捨ててきた子供で揺さぶりをかけられた文君はあっさりと天啓へと戻ってしまうことに。


これはいただけない。

それなら何であの時一緒に連れて行かなかったのか。きっと叶鼎之なら自分の子として育ててくれただろう。それをしなかったのなら子供への愛はキッパリ捨てるべきだった。その中途半端さが悲劇をより深めてしまった感は否めない。後の赤王の性格が歪んだのもここに原因がある。


ただ、少年歌行の劇中で成長した無心ちゃんが自分の父親を愛している様子がちゃんと描かれていて、たったの五年しか一緒にいられなかったけど、父と息子の愛情は確かに存在していたのが救い。


叶鼎之と安世

優しいパパの顔も良いよぅ…ラブラブ




百里東君と玥瑶



ドラマラストではこんなにラブラブだったのに、少年歌行では彼女はもう死んでいる設定だった。


何があったの?

誰か教えてー!

(暗河伝で明かされないかしら?)

天外天を裏切ったからシャーされたのかなぁ。




さいごに


そして気になるのが少年歌行二季と、暗河伝

暗河伝は既にクランクアップしていると聞きまして、公式を覗いてみた。


おおー!


知ってる名前がいっぱい!

玄武の唐怜月、若い司空長風、蕭若風、白髪になる前の雷雲鶴や、お馴染みの李寒衣と玉真のコンビも!


てことは、時代は少年白马醉春风の少し後になるのかな?少年歌行へ繋がる空白が埋まるなら楽しみ。


龔俊のビジュアルも出来上がってるね。

彼がまた武侠ものに戻ってきてくれて嬉しい。

こちらも楽しみに待ちましょう!


豆の評価だと少年歌行よりも低いんだけど、私はどちらも同じくらい楽しめた。やっぱり武侠ものすきだわぁ。ぜひぜひ見てみてちょ指差し


ではまたパー


少年歌行の感想はこちらから💁‍♀️