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監督・脚本 阪元裕吾
映画 ベイビーわるきゅーれ
連休中に見た映画レビューです。
大フィーバー中の「無名」には目もくれず
私は邦画を見ておりやした
これはたまたま目に入ったというか。
何を見ようかなーとタイトルを回してて
頭をあんまり使わなくて良さそうなやつを
探してたら目に入った、という感じ。
事前に何かの情報を見てた訳でもなく、見放題だし別につまらなくても良いかーって感じで軽く視聴スタート▶️
およよ
マジか!
面白い!
で、そのまま続編の2もレンタルしてしまった。
後から調べたらこの作品めちゃくちゃ人気あったみたいで、既に3の制作まで決定していました。
しかも映画3の公開の前に、テレ東で
連続ドラマ化
までするらしい!(2024秋)
これは面白い作品と出会っちゃったわー。
今から楽しみで仕方ない。
ストーリー
殺し屋のちさととまひろは同居生活を始めたばかり。殺し屋協会の規定により、協会に所属する殺し屋は高校卒業後は寮から出て独立し、必ず何かの仕事に就くのが掟。二人はバイトを探しながら鶯谷のアパートで暮らし始める。
(鶯谷ってとこがまた)
コミュ障のまひろは面接が上手くいかず中々バイトが決まらない。しかしその後、トラブルを起こしてバイトをクビになったちさとと一緒にメイドカフェに応募すると二人は揃って採用される。メイド仲間達とそこそこうまく付き合えるちさとに対して、やはり孤立してしまうまひろ。ある日そこに厄介なヤクザが客として来店するが‥。
左:まひろ(伊澤彩織)
右:ちさと(高石あかり)
感想
なぜ殺し屋になったのか?
二人の生い立ちは?
両親はいるのか?
過去に何があったのか?
殺し屋協会とは何なのか?
何で捕まらないのか?
二人の倫理観はどうなってるの?
ブルース・リーの名言の通り
考えたらダメな作品です。
詳しい説明は一切ないし、バイオレンス要素も強いので万人向けの映画ではありません。ただ、感覚的に合えばめちゃくちゃな爽快感が随所に襲ってくる。
ゆるーい毎日を送るフリーター女子が、方や仕事となれば本格的殺人スキルでターゲットを仕留める様は、あまりのギャップにアドレナリンが噴き出すというか、とにかくカッコ良いほどに残酷。
脚本やサブキャラも面白くて。
二人のマネジメント担当者は至って普通のサラリーマンで殺しの業務連絡とは思えない真面目さだし、殺しの現場を綺麗に片付ける業者とのだるーいやりとりも笑える。
二人のマネージャー 須佐野さん
やりとりがとにかくツボ。
現場掃除担当 田坂さん
この人は2で大活躍するがクセが凄い。
特に目を見張ったのが、銃さばきと格闘。
まひろ役を演じた伊澤彩織はスタント出身で、キレッキレのアクションには驚いた。
殺し屋と言えば、必殺仕事人やジョン・ヴィックを思いうかべるけど、この映画は今まで見たことのない世界観。「殺し」という非日常が日常の二人の生活をただ見るだけの映画であって、そこに勧善懲悪とか陰謀を阻むとか、大仰な理由を探さなくていい。彼女たちは単に仕事だから殺すだけ、なのだから。
待望の新作は2024年9月27日公開!
楽しみだー
公式サイトはこちらから💁♀️
ちなみに私世代のベイビーと言えばこっちだけどね。
令和のチャコマコはゆるーい感じよ。
時代は変わったのー。
好き嫌いは別れると思うけど、
私はとっても気に入りました。
興味のある方は夏のうちに予習しておこう!
ではまた