云襄传 完走!


楽天viki 全36話

(日本語字幕あり)


全36話にしては、完走までに割と時間がかかってしまった。AI字幕で挫折した経緯があり、VIKIで日本語をつけてもらって非常にありがたかった。


主演は私のお気に入り、陳暁

さらに武侠ものということで非常に期待してましたが…ちょっと乗り切れなかったな、というのが素直な感想。


少しネタに触れますのでご注意を。


キャラ紹介

とにかく武侠系は、組織の相関が分からないとストーリーが理解できないよね凝視


相関図は必須アイテム





 云襄



知謀組織「雲台」のメンバー。

秘密結社「フリーメーソン」ぽい立ち位置かな。


云襄は門主の愛弟子として15年修行を積む。

頭脳明晰、冷静沈着な策士で情を持たないように見えるがその実、一族を殺戮された真相を追いかけ続けている。武術は出来ないが、唯一身かわしだけは一流の技を持っている。



 舒亚男



江湖を歴遊する女侠。

義父の敵討ちをするため云襄に協力する。

しかしその正体は雲台と敵対する仙門「凌渊」閣主の娘。身分を隠したまま云襄と恋に落ちる。



 金十両(金彪)



江湖でも指折りの剣客。

云襄のボディーガードとして雇われる。

殺しの報酬を孤児院に寄付する心優しき義侠で、云襄と友情を育んでいく。



 鸣玉 & 柯梦兰



鳴玉は云襄の策略により陰謀に巻き込まれていく豪商蘇家の若旦那で武芸オタク。

梦兰との身分違いの恋に苦しむが云襄の助けもあり成就する。云襄に利用されながらも様々な出来事を経験することで成長し、やがて云襄とも真の信頼関係で結ばれていく。



 莫不凡 &  康乔



ともに雲台のメンバー。南部で銀行を営む。

当初は利益のためだけの関係だったが、云襄の別の顔を知るうちに仲間として支えていくように。



 戚天风 & 唐笑



序盤から中盤にかけての云襄の標的。

両者とも彼の策略にはまり、最後は身を滅ぼすことに。しかし彼らは云襄の追っていた真の黒幕ではなく、真相を覆う闇はますます深くなっていく。



感想



キャラ紹介を書いてて思ったけど、このドラマは主役の云襄が友情と信頼を勝ち取っていくまでを描いたストーリーだったんだな、と改めて認識した。


ほんとうはロミジュリ展開のラブストーリーをメインに押し出したかったのかも知れないけど、ラブの方はイマイチだったかなぁ。



というのも、主役CPの相性が良くない。

陳暁というと日本でもリリースされた梦华录での好演が記憶に新しいが、その時のお相手だったリウ・イーフェイとのラブシーンは大人の色気が全開で、見てるこっちもドキドキしたんだけど、毛晓彤が相手だと微塵も感じない自分がいた。


彼女の作品は何本か見てるけど、二番手か三番手でちょうどいい可愛さなんだよね。

女侠って事で、キリッとした眉毛にはしてるんだけど謎めいた美しさが足りなかったかな。

惚れた男を騙し通す強さや、したたかさを演じるようなキャラをやらせるなら違う女優を持ってきて欲しかった。陳暁と同年代でもう少し色気のある女優をね。


代わりと言っちゃなんだけど、サブキャラがとにかく豪華でした。






まずはこの人。


贅婿、卿卿日常を経た今、見る度に好きになるよね。本作では剣客って事で、最高にカッコ良かった。単に強いだけじゃなく、義を何よりも大切にするし、なかなか心を開こうとしない云襄に対しても広い心で受け止めてあげて、最後は義兄弟の契りを交わすまでに。

この辺りの絆がさぁ、ムネアツなのよ。


雲台では情を捨てることが掟なんだけど、結局仲間との出会いをきっかけに、云襄が人間らしい感情を取り戻していく過程こそを、書きたかったのよね⁉️単なる謎解き復讐劇ではない作品だったと私は信じたい。



モブファンとカンチャオのコンビも好きだったわ。唯一泣いたのがこの二人の結末。血は繋がってなかったけど親子以上の関係だった。主役CPよりもこの二人に萌えちゃったよ。

云襄のために命を賭けたラストは号泣😭



云襄に負けちゃう悪役トリオもキャラ濃かった爆笑

唐笑は原音なんだけど、独特な声の持ち主で。物凄く性格悪いけど、どこか憎めない所もあり、魅力的な悪役だった。

警護してた女武侠さんのメイクがまた個性的で。

これぞ武侠!って感じしたわ。





蘇家の長女に泰嵐さんを持ってきたのも正解。

相変わらずお綺麗で。ピッタリな役だった。




今回の陳暁は気持ちを奥底に秘めて、友達を駒として躊躇なく利用していくような策士でした。

ビジュアルも少しふっくらしたせいか、梦华录の時ほどは夢中になれなかった。


でも、脚本は良くできていたし、最後まで知謀を武器に戦う展開なので弛みなかった。


次作ではストレートに愛を伝えてくれる役を期待するとしよう!


ではまたパー