BS12で放送中の大明皇妃
あっという間に後半戦へ突入しました。
若微が輿入れするまでに、もう少しなんかあるのかなぁと思ってましたが、意外にもすんなりと事が運んだのが意外。
ていうか、女性を主人公にした歴史大作のわりに女のドロドロとした部分はほとんど無いですね。
例えば、「ミーユエ」「則天武后」などではこれでもかという位、妃嬪達の争いを描いてたので無意識のうちにそういう展開を予想していたが、どうやら違うようだ。
逆に良かった。
ミーユエはなんかそういうのが多すぎて途中でリタイアしちゃったから
若微は除浜を好きなことは認めているけど、瞻基に嫁ぐことに抵抗するわけでもなく、出家した尼のように悟りを開いたのか運命を受け入れ自分の道を進む。
ま、これは育ててくれた義父の影響も大きい。
若微の出自がバレないよう、死を選んだからだ。
復讐よりも幸せになって欲しかったんだね。
幼い若微の幻に手を引かれて逝った場面は号泣した
徐浜も徐浜で、瞻基と何回か戦ったけど若微のことに執着せず、ささっと朝臣に鞍替え。
あれ、駆け落ちとかしないわけ?
あっさりー
非常に薄味ー
初夜の描写もほぼなく本当に夫婦になったの?って感じ。(突っ込むのそこかい⁉️)
生き別れた妹とも涙の再開を果たし、姉妹で一緒に同じ男に嫁いだ二人。
お、これはミーユエと同じドロドロ姉妹戦争か?
と思いきや、そうにもならない。
妹は野心家だけど瞻基の愛は求めていないらしい。
それよりも、トメこと「漢王」に、秀女への推薦と引き換えに乱暴されて、この先手駒にならざる得ない状況に・・
トメ、恐るべし!
PTSD心配やね。こっちの方が心配よ。
今はまだ姉妹の仲は良いけど、息子が生まれたらきっと変わっていくだろうね。
序盤はホームドラマ色が強かったが、ようやく激動期に突入してきた。
瞻基の父、皇太子の賢さと苦労がじわじわと明るみに出てきて、やはり彼は凡庸な男ではなく、非常に慎重に世を生き抜き、国を裏側で支えてきたのだと分かった。ただの太った気弱なおっちゃんでは決してなかったのだ。
この辺の書き方がとても上手いドラマだなあと感心。ど派手な皇位争いや、妃濱達の陰湿なやりとりにボリュームを割くよりもずっとドラマに重みが出る。
戦のシーンもお金をかけた甲斐あって迫力が
瞻基が戦うシーンは絵になるし、血にまみれても色気が漂う。
さあ、後半はどうなりますか
忙しいとすぐに置いて行かれるので頑張ってついていかなきゃ!
ではまた
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