中国ドラマ 明蘭
73話完走しました。
まさかこんなにハマるなんて全く予想してませんでした。
凄い充実感。
何か夢中になるのは本当に楽しい。
私目線ですけど好きなポイントを書きます。
①破天荒なヒーロー降臨!
やっぱり顧廷燁を抜きにしてこのドラマは語れません。
今まで見てきた男主の誰にも似ていない。
だってそうじゃありません?
ヒロインと結ばれる前に既に側女がいて子供もいる!しかも二人

その側女はめちゃくちゃな悪女🦹♀️
いや、お前気がつけや!
何、騙されてるん!
典型的なダメ男なの⁉️
最初はマイナスからのスタートでした。
夜華や鳳凰みたいな一途なヒーローを見てきた私にとっては驚きしかなかったです。
この先、どうやってヒロインと恋仲になるのか全く想像出来なかった。
いやしかし…顧廷燁の人間的な魅力がそのハンデを余裕で覆してしまったのよ‼️
とにかく危機一髪でヒロインを救う!
明蘭の母の為に医者を呼んできてくれたあの日から、救う、救う、救う、救う、救う。
とにかく救う

そして登録されました!
カケコ公式ギネス
「真にヒロインを救った男部門」に登録決定です。
ちなみにこの部門に登録されるのは、瓔珞の傅恒と、月花の星移に続き三人目です。
いやー痺れましたわ。
脚本の力もさることながら、とにかく肉体的にも精神的にも半端なく強い!
その強さの影には父との確執、義母や側女の裏切りなど闇落ちしてもおかしくないレベルの不幸がてんこ盛り

しかし彼は前を向いて歩いた。
(明蘭の一言が大きかったみたい)
歩いて歩き続けて、やがて明蘭という超希少種の美しい花を見つけたんですな。
その花をどうゲットしたかは、皆さまご存知の通り。
智謀にも長けてるんだわーこれがまた。
その策の見事な事

彼の行動は常にハイリスクハイリターン

欲しい物があれば時機を逃さず賭けにでる。
迷っている暇はなし。
多分、顧廷燁以外の男が同じ事をしたら好きになれなかったと思う。
だけど、なぜか彼なら許せてしまう。
明蘭の初恋の人、元若との違いはここですね。
あとね、変なフェチが過ぎる

明蘭に嫉妬させたい!
明蘭を怒らせたい!
明蘭がわめいている所を見たい!
若干、ウザいときもありました😂
明蘭のある種冷めた感覚は、過去の経験から考えれば致し方ないとも言えますが、顧廷燁はその心の武装解除をすべくずっと奮闘を続けたんですね。
時には面倒くさい夫になり拗ねたり、怒ったり。
努力のかいあって、最終回では明蘭の可愛いペイっ!の後にキスの雨を降らせた二人。
明蘭が本当の明蘭になった瞬間

緊迫した最中にあって、なんつー癒しじゃ!
顧廷燁はこの出来事だけで、白いご飯を一生おかわりできるでしょうな。
リアル夫婦なだけあって、ちょっとしたキスもなんかリアルなんですわー
ぐへ。

最高にタフで優しくて面白い男。
それが廷燁Style

②夜叉乙女
ヒロインは清く正しく美しく

そんなつまらない女と明蘭を一緒にしてはいけない。
清楚で従順な顔の下には、愛する母を奪われた怒りと哀しみをずっと隠していた明蘭。
誰にも気づかれないように。
ゆっくりゆっくり周到に美しく繊細な糸を張り巡らせます。
その糸は狙った相手を逃さない。
何故ならその身の内に夜叉がいるから。
最近、琅琊榜弍も見ましたが、明蘭も一歩間違えば元啓みたいになっていたかも知れない、と思った。
見てない人はゴメンなさいね。
元啓は、皇族でありながら誰からも期待されず、感心も持たれず目立たぬように生きてきた。
親友の平旌みたいに輝きたいと願いながら叶わず、母の死をきっかけに、復讐と歪んだ野望に人生を狂わされていく。
なんか明蘭の生い立ちと被るんですよ。
ご存知の通り制作チームが同じ両作品。
作り手の意思がそこにあったかは分かりませんが、元啓と明蘭。
二人の人生の結末は全く違うものになりました。
じゃあ何で明蘭は元啓にならなかったのか?
一言で言えば、明蘭には顧廷燁がいて、元啓にはいなかった。
になるんじゃないかと。
林氏を追い詰め、復讐を果たした後も明蘭は父をずっと許せなかった。
母を顧みない父に全ての原因がある。
でも最後は許しました。
少なくとも私にはそう見えた。
もしかしたら盛絋も以前とは変わったのかも知れません。
具体的な台詞やシーンはなかったけど、娘の真の姿を知って驚愕するも、でも最後は理解し受け入れた。
父との和解は、明蘭が心の武装を解いたおかげ。
ありのままの自分を受け入れてくれる夫の存在があったから成し得た事なんです。
父と娘の本当の意味での雪解けもこのドラマの大事なポイントかなと思った。
明蘭の複雑な感情を、チャオリーインはとても良く表現出来ていたと思う。
彼女は明蘭が初見でしたが、すっかりファンになりました。
とにかく、顧廷燁と結婚してくれてありがとう!
リアルに結婚してくれてありがとうしかない!
きっとこれからは、求め続けた普通の暮らしが叶うはず。
「何も起きない方がいい」
コロナの中にあってこの言葉は重く響いた。
③ハイレベルな悪女たち
最後まで、本当にヒヤヒヤさせられた。
物凄い強烈なキャラクターが何人も登場!
菩薩の皮を被った妖女 秦氏
貞子ばりに何度も現れる 曼娘
サイコパスの来世は花神様 康氏
一子相伝の秘技を持つ 林氏
その秘技を見事に受け継いだ 墨蘭
先帝大好きな寡婦 皇太后
などなど…
本当に女の戦いが凄まじいドラマでした。
正妻、後妻、側室、嫡子、庶子…
複雑な立場をベースに繰り広げられる嫉妬と陰謀!
女優のレベルが低ければ、チープな昼ドラになってしまいますが、あまりに圧巻な演技により主役級にまで昇華する勢い。
素晴らしかった

見てるこっちのストレスは半端なかったけれど、多分二周目以降はちょっと余裕を持って楽しめると思う。
最終回では彼女達の命運に差がつきました。
皇太后と墨蘭は許された人です。
康氏と曼娘は成敗され、秦氏はみずから滅びの道を選びました。
なぜ許されたんだろう。
特に墨蘭。
うーん。
まだやり直せる可能性があるからかな。
墨蘭は母の影響が強すぎた。
全てを失って初めて、母の教えが間違いだと気づいた彼女を作り手は救いたかったのかも知れません。
優しいねー。
マジでこのドラマ、随所に作り手の意志を感じる。
秦氏の炎の中の一人舞台は、信長みたいだった。
圧巻の幕引き。
④明蘭をめぐる人々
最終回。
小桃の妊婦姿に歓喜した方も多いのでは?
いやー。腹心の幸せな姿が嬉しくて仕方ない💖
石頭の心配そうな顔!
尻に敷かれて幸せそう。
敵も多かったけど、味方もたくさんいましたね。
当初からボロクソに叩いていた元若も、賢く聡明な嫁を娶ったおかげで幸せになった。
良かったわー。闇落ちしないか心配だった。
盛家の面々も素敵な人ばかり。
特に長柏兄さんと、嫁の海氏。
このカップルは素敵だわ。
如蘭も華蘭も良い姉ちゃん達だ。
忘れちゃいけないわ。
グランマを!
明蘭をずっと守り愛し導いてくれたスーパーお祖母様。優柔不断な息子をビシッと締める姿は、最高だった!
康氏がお祖母様を狙った事件。
明蘭が怒りを爆発させた場面は痺れた👍
まさに夜叉が降臨した。
血の繋がりなんて関係ない。
明蘭もやがて同じように書蓉を愛し導くのだろう。
涙で嫁に行った丹橘
母と呼んでくれた書蓉
墨蘭を睨みつける張氏
憎めない若弗
優しい本家のみんな
ちょっと可哀想だった弘文
憐れな不韋…😭
皇帝一派と劇団員の面々
誰か一人欠けてもあの最終回にはならなかった。
明蘭と顧廷燁を支えてくれてありがとう

明蘭、間違いなく2021年の最優秀作品候補です!
次はどんな作品と出会えるだろう。
ではまた

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