「マイサンシャイン」レポート第二弾。

見所に引き続き、ストーリー編です。

いつもの通りネタバレご用心くださいね。


物語を大きく3つのパートに分けました。

(あくまでKakeko目線)

①ツンツン衝動期 

(7年ぶりの再会から香港出張まで)

②ラブラブ期 

(香港出張~アメリカ行きまで)

③激アマ期 

(プロポーズから最終回まで)

物語のターニングポイントは、

ずばり「香港」です。

 

①ツンツン衝動期 (7年ぶりの再会から香港出張まで)

ヒロインであるモーションよりも、ウォレス演じるイーチェンの心理状態がストーリーの鍵を握っていきます。

この作品は間違いなく、イーチェンが主人公です。

残念ながら、モーションの方は(準)主役です。

 

7年振りに再会した二人。

イーチェンの心には二つの感情が入り混じります。

それは、憎しみと愛

ある日突然、姿を消して渡米した彼女を許すことができず、かと言って忘れることもできず、イーチェンはひたすら仕事に打ち込む日々。

その間、エリートイケメン弁護士に寄ってくる女は数知れず。

しかし誰にも心を開かず7年もの間、彼女の写真を財布に入れて持ち歩いていました。

裏書きには

「my sunshine」

イーチェンにとって、モーションは太陽だったんですね。

 

再会したからと言って、縁がなければそれで終わります。

しかし、イーチェンは恨みながらも、モーションに近づかずにはいられなかったようです。

この辺りの、クールな表情に隠れたイーチェンの葛藤がたまらなくいいラブラブ

携帯番号を有無を言わせず登録させたり、モーションの部屋の場所もなんだかんだ把握しちゃいます。

このあたり、弁護士なんでお手の物ですね。

これがストーカーだったら恐ろしいけど汗


そしてついに、イーチェンの衝動行動①が発動しますチュー

モーションが同僚の付き添いでお見合いに行った現場に、たまたま彼が居合わせます。

可愛い伊達メガネなんかかけちゃってるモーションを目の当たりにして、イーチェンは逃げるようにその場を去り、やけ酒タイムに突入!

台詞はないけど心の中は大荒れ状態。


多分こう予想できます。

モーションが見合い….?

このまま見合いなんかして、他の男に取られたら・・・

いや、あいつは俺を捨てたんだ、簡単に許せる訳がない!

でもモーションが他の男の物になってしまったら・・・

今でもモーションが好きだなんて俺は認めない、俺のプライドが許さない!

モーション・・

モーション・・

モーション!!!!!


そして彼は、見合い相手に家まで送ってもらったモーションを待ち伏せ、いきなり

高速壁ドンキッスをかまします!

あまりの勢いに何回も再生してしまったよ びっくり

激しすぎるキスの嵐にモーションも呆然。

「何年もたっているのに君に負けてしまった。完敗だ・・・」

イーチェンのこの台詞は簡単に言えばこういう事ですね。

愛>恨み

本当は恨みたいのに、愛が勝ってしまったと。


このシーンを見て、私はあの方を思い出しました。

そう、私の一番星。夜華ちゃんです。

西海の宮殿での壁ドンからの激しいシーン。

墨淵に嫉妬した、あの時の夜華と全く同じです。

イーチェンは夜華タイプなので、ファンの方はぜひこの雄姿をご覧になってください。

去り際のイーチェンの瞳は激しい怒りを含んでいました。

怒りの矛先はモーションではなく、自分自身なんでしょう。

 

しかし驚くことに翌日、イーチェンはしれっとやってきて昨日の事を誤り、今度は優しく口づけます。

「昨日も今日もシラフだ」 と一言。

やっほいラブ イーチェンたら、昨日は完璧に酔ってたくせにーニヤリ

ハードとソフトの巧みな使い分け最高。

もともと、モーションはイーチェンに首ったけなので、これをされたらもうダメです。


ここまで来たらイーチェンも認めましたね。

彼女なしでは生きられないと。

プライドは捨てて、好きならもう一度チャレンジするべきだと。

ここから二人はぐっと距離を縮めます。

 

が、しかし。

実はアメリカにいる間にモーションが結婚していた事実を告白。

イーチェンは奈落の底に突き落とされます。

実はDV被害で施設に預けられた隣人の子供を救うための偽装結婚だったのですが、

そのあたりをモーションは全然説明しないんですよね。

その場で、きちんと説明しておけば良かったのに。

しかも離婚していることもすぐ言わないので、イーチェンは不倫したいのかと激怒。

その後、離婚している事はなんとか伝えますがイーチェンは当然彼女を許しません。

しかし別れ際、自分を愛していると言ってくれ、とも言います。

葛藤してますねー。

彼もだいぶ混乱しています。


モーションは学生時代は天真爛漫、元気ハツラツオロナミン娘だったのに、

アメリカから帰国後は、別人のようになっています。

過酷な経験をして大人になったのと、イーチェンを怒らせないように、気を使っているようにも見えます。

その遠慮が二人に溝を作ってしまう原因ですね。

圧倒的に言葉が足りないんです。

 

イーチェンの胸中を代弁するとこうです。

結婚?

結婚だと!

俺が7年も純潔を守ってきたのに、結婚してただと!?

他の男とあーんな事や、こーんな事をしたって事か!?

許せない。

離婚した女なんて俺は欲しくない。

愛せるわけがない。

 

言葉が下品ですがこの通りですよね。

結婚していたという事実が、とんでもなくイーチェンを苦しめます。


しかし翌朝、イーチェンの衝動行動が発動します。

モーションを朝イチで迎えに行き、そのまま役所に直行します。

そして二人はなんと入籍します びっくり

え!まじですか。

この展開には本当にびっくりしました。

イーチェンの心の中で、モーションへの愛がまたもや勝利したようです。


過去に何があったとしても、モーションをもう二度と手放したくないんでしょうね。

過去は気にしない、と強がるイーチェン。

説明もさせてくれません。

聞いてあげてれば、こんなに苦しまなくて済んだのにね。

もやもや・・・ショボーンショボーンショボーン

 

こんな感じで始まった新婚生活ですが、寝るのも別々、当然夫婦生活は望めません。

モーションも色々頑張っては見るものの、イーチェンとの間には見えない壁があります。

モーションは彼が結婚を後悔しているのではないかと落ち込みます。

そんな中、やっと同僚達に結婚を報告することが出来た二人。

イーチェンも結婚は後悔していないとモーションに告げて一安心。

ちょっと前進したかな、とホッとしたのも束の間。


いよいよあの方の登場です。

私にワーストキャラ認定された男。

大手IT企業のトップ イン社長です。

彼はモーションの偽装結婚の相手。

その正体は、下心丸出しの勘違いおじさん。

ほんと嫌ですね。この人。

中の人に恨みはないけど・・


帰国したモーションを追いかけてきます。

そして大学の創立パーティーで、3人が顔を合わせます。

にらみ合う、イーチェンとイン社長。

過去を気にしないと言っていたイーチェンだけど、相手の顔を見てしまったらそうはいかないよね。

いろいろ想像しちゃうよね。

飲みすぎて眠ったモーションを見つめながら、イーチェンが呟きます。

「あいつともこんなキスを・・・?」

違うよ!

イーチェン、モーションは純潔守ってるよ!

あのおじさんが酔って襲ってきたときも、なんとか逃げたから平気よ。

信じて・・・そして誰か説明してあげてえーんえーんえーん

 

もやもやを引きずったまま、いよいよ香港前夜です。

取材のため香港出張を翌日に控え、準備していたモーション。

大きいトランクをリビングに運びこみます。

それを目にしたイーチェン。


いよいよラストの衝動行動が発動します。

イーチェンの一番のトラウマは、7年前突然モーションが姿を消したこと。

ただの出張なのに、トランクを見たことでまた黙って自分から離れるんじゃないかと不安に襲われます。

その不安は怒りとなりモーションをソファに押し倒し、無理やりキス&ちょっと噛む?からの

「お前も痛みを知れ!」と言いながら、バンバンソファを殴るという激高状態に。


このシーンを見て引いてしまう方もいるかもしれませんが、私は一番のお気に入りシーンですドキドキ

なぜなら、プライドの高いイーチェンが、初めて自分の痛みをモーションにぶつける事ができたからです。 

我に返って項垂れるイーチェンを、モーションは黙って抱きしめます。

彼女も理解したのです。

7年前、どれだけ彼を傷つけたか。

その痛みが今でも彼をどれだけ苦しめているか・・・

 

そして、モーションは香港出張へと出発します。

これを境に二人の関係が大きく変わります。

あの衝撃行動があったからこそ、二人の未来が開けたのです。

 

長くなってしまったので、続きはまた次回にします!

②ラブラブ期 (香港出張~アメリカ行きまで)

③激アマ期 (プロポーズから最終回まで)

 

ではまたパー