元歌は、上記のように他愛がない。マレー世界では女たらしを”Buaya darat」(陸の鰐)というが、こをは歌詞にしたようなものだ。、このメロデイが戦後編曲されてマレーシアの国歌「Negaraku} (わが祖国)となった。

「Negaraku」

Tanah tumpahnya daeraku Rayat hidup bersatu dan maju

Rahmat bahagia Tuhan kurniakan Raja kita selamat bertakhta

Rahmat bahagia Tuhan kurniakan Raja kita selamat bertakhta


(わが生まれた祖国 国民は統一と発展の中に生きる

神が授けてくれた恵みと幸せ

われらが国王の在位が平和でありますよう

神が授けた恵みと幸せ

われらが国王の在位が平和でありますよう


「Negaraku」(わが祖国)は1965年(昭和40年)8月31日、初代首相、故アブドル・ラーマン時代に400候補作品の中から選ばれ国歌として制定された。マレーシア側の資料によると、Toerang Bpelan は、もともとマレーシアのぺラ州地方で広く歌われていたが1930年代にぺラのサルタンが英国によってセーシェル島に島流しされていた頃、フランスの詩人、ピーエール・ジーン・デ・べランが改めて編曲されたものだという。国歌として制定された頃のメロデイはゆっくりとしたメロデイだったが、1992年の独立式典から国歌としての演奏にふさわしいように変わり、さらに2003年、マレーシア情報省は国立交響楽団に命じて現在のように編曲された。