「お金持ちの教科書」という本を読みました。
お金持ちの教科書
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かなり面白くて、一晩で読んでしましました。
この本では、「お金持ち」を定義しているのが興味深いと思いました。
「資産家」=資産をたくさん持っていること
「高収入」=毎年の収入が多いこと
「社会的地位」=会社や地域での社会的地位が高いこと
が混同されている、という指摘がありました。
確かにね~
うちは、どの累計かというと、ほどほどに高収入(ってほどじゃないですね。夫は年収800万なので、東京では普通かな)で、1億円の金融資産は持っているけど、自分の力で貯めたお金じゃないし
資産のうち、親世代からの生前贈与や、何かしらの援助がかなりの割合です。
(半分弱かなと思います。)
私たち夫婦の親世代は、そろって専業主婦家庭で、年金は共済。駅近に一戸建てあり。
どちらも、大して無駄遣いするライフスタイルではなく、大きな額の退職金をもらっています。(と思います。聞いたことないですけど)
この世代では典型的ですよね。
「お金持ちの教科書」には「このようなタイプの資産家がかなり多い。」と書かれています。
私の実感としても、実家がお金持ちだと感じたことはありません。
逆に、困窮していると感じることもないっていうのは、お金があるってことなのかな。よく分かりません。
そして今、うちには1億2000万円ぐらいの金融資産がありますが、お金持ちって感じはしないです。
「2億あれば、配当だけでも暮らせるし、積極的な運用もできるな」なんて思ってしまいます。
でも、1億貯める前は「1億ぐらいあれば安心だな」って思ってたはずなんです。
1億貯めることで、2億あるときの生活が現実的に見えてきたからこう思うんですね。
だから、2億貯めても、次は「やっぱり10億ないとね」なんてことになるんですよ。
もちろん、2億はともかく、10億は、このままお給料の貯金を続けるだけでは無理で、何か積極的な運用が必要なんですけど。
でも、その「積極的な運用」がFXだとかはイヤですね。
FXって、稼がせてもらってなんですけど、株や投資信託と比較して、本当にバカみたいだと思います。
ゼロサムゲームですから。
同じFX会社の中で、誰かが売ったのを、私が買っているだけ。
実経済とつながっていないんですよ。
パチンコ並みです。
株や投資信託や国債のほうが、実経済とつながっているだ、まともだと思います。
などなどのことを再確認した本でした。
お金持ちの教科書 [ 加谷珪一 ]
1,620円
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