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大正作業所オタスケマンのブログ

大阪市大正区の「大正共同作業所」を利用している、HIVと記憶障害と闘う「オタスケマン」氏のブログです。

少し悲しい出来事が…。

本編とは全く関係がないのですが、これも忘備録として書かせせて頂きます。

実は僕は「」を飼っていまして、かれこれ16年経とうとしていた矢先に、腎臓疾患で亡くなったのです。
その犬は「チワワ」で、女の子だったのです。
毛色は「ブルータン」の紺色でキラキラ光る毛並みを持った、かなり珍しい犬種だったのです。
まして「メス犬
一度も交尾を知らないまま、亡くなって行きました(僕が怖くて交尾をさせられなかった…。引く手あまた状態だったのに…。)

めちゃくちゃ辛い…。
以下、別の場所での書いた事をも一度ココで書かせて頂きたいと思います。




2015.07.19、何と僕の誕生日3日前…。
僕が帰るまで、ずーっと待っててくれたんですね…。
小さい体で、耐えてくれてたんや…。
犬は死ぬ時に「飼い主を待つ」と言われるけど、本当にそうなってしまった…。

pm11:30に「天国に召されました
16年、生きてくれました。

その当時、付き合っていた彼と同棲を始めた頃に、一緒に買いに行ったのです。
あれから16年…。

結果、大往生です。
原因は「腎臓疾患」です。

画像は死んだ直後のウチの子…。

まだ寝顔は安らかで、画像の通りです。

この子には、沢山の事を教えてもらいました。

僕の「一目惚れ」やったのです。
何よりも「ブルーの毛色」が格好良かったし「メス犬」と言う事も良かった…。
小さなゲージの中で、訴えかけられているようでした…。
コレは連れて帰らなければならない…」と思ったのを今でもハッキリと覚えています。

この子に教えて貰った事で、一番最大の事は「許す」という事です。
何に対しても「許す」事が大事。
これがなかなか出来るようで出来ない・・・
まして、僕の様に「全て拘りがある」人にとっては、苦痛以外の何者でもなかった・・・。

常に、プリプリと怒っていてはいけない…と言われてるようでした。

ウチに来た当時は、僕は稼ぎも沢山あって、自分の好きな生活をしていました。
好きなものを買って部屋に並べたり、置いたり、好きな服を買って着ていたり…
好きなモノで部屋中が溢れ返っていた状態…。

そんな時に、この子がウチにやって来たのです。
当初は、そりゃ「凄まじい攻防」でした。
凄い高いカーペットは糞尿で汚されるわ、革靴はボロボロにされるわ、革の鞄はズタボロにされるわ、真っ白なシャツはオシッコされるわ…(なんせ匂いのする者は彼女の中で全てターゲットになっていました・・・

気が狂いそうになってたのを今、思い出します。

可愛いだけでは飼えない
愛情は、最初からあるモノではなく、一緒に育てていくモノである

と言う事を初めて直面した時でした。
手のひらサイズで連れて帰って来た時は、当時の彼とお互いの職場にこっそり連れて行って、世話をしたり、ホンマに大変で、その件で当時の彼と良く喧嘩をした記憶があります。
今日の餌やりは、大丈夫❓」と連絡を毎日取り合っていた事も…。

思い出話を話し出すとキリがない…。

あっ、一番贅沢な事を彼女(犬)としたのは「首輪」を探しに行き、気に入ったモノがなかったので、思い切って「カルティエのラブブレス」をお揃いで買った事です。
俺の右腕にハマっているラブブレスは、彼女とのお揃いのモノなんですよ。
彼女がYGがWG…。
首にピタっとハマって、贅沢なやつーっ‼️と言われ続けた…。
犬にカルティエ⁉️」と散々言われた事もある…。
2本でいくらやったかなぁ…。
今の相場では、当時と値段が違うから…店頭に並んでる「倍近くの値段」やったんと違うかなぁ…。

このラブブレスも「遺品」になってしまった…。
二度と外す事はないと思っていたのに…。
これからも外さないけど…」ね…。

後、「GUCCIのオモチャや、「エルメスの首輪」…
数え挙げたらキリがない…。
エルメスでは、デザインもしたっけ…。
良い商品なら、商品化してくれると言われて、頑張って絵を描いてみた事もあったっけ…。
商品名は、その犬の名前…。

後「バーバリーの犬用コート」もあったっけ…。

一度、僕が「会社に行っている最中に何をしてるのか」と気になってビデオをセットして行った事があったよね・・・笑。
そこに写っていた衝撃の映像…。
あなたはダメと言われているテーブルの上に飛び乗って「どうだ‼️」と「ドヤ顔」をしていたよね。
テーブルの上に乗りたかったんや…とあの時、初めて知りました。

散々、お金をかけて優雅に当初は生活をしていたのです。

後、彼女に「一つ謝らなければいけない事が・・・」。

長い間、一匹と一人の生活が長かったせいで「甘える事」を知らない犬に育ってしまった事です。
決して僕からの愛情がなかったわけではないのですが・・・。
出来うる限りの時間を割いたつもりだったのですが・・・
この子は、いつも人間の行動を「薄目」を開いて見ていて、その状況に合わせて行動する・・・飼い主からしたら「出来た犬」だったのです。

そこに僕の方が「甘えてしまっていた」ので、この子からの「自らの甘え」の仕草は一切なかったのです。
忙しいのだから生活を合わせるのは動物の方・・・我慢も致し方ない・・・」と・・・。
そんな傲りも、僕の中にあったのかも知れません・・・。

で、いつしかそんな考え方になっていたのかも知れません・・・。

ココだけが「自責の念」と言うか「後悔・・・」と言っても良いと思います。

本当に「ごめんなさい

もっと僕に甘えたかったのかぁ・・・とか、「いや絶対に甘えたかったはず・・・」等、
居なくなって本当に考えさせられました。
人間の都合で、動物を飼ってはいけない・・・」と葬儀の席で強く思いました。


死んでしまった今、その全ての事が良い「思い出」です。
走馬灯のように思い出すとはこう言う事か…と思ってしまった…。

本当に楽しかった…。

イライラも多かったけど「天才的な子」やったよね❓
躾もあまりした事がなかったし、「おすわりお手」も自然と出来てた…。
ホンマに手がかからない「当たりの子」やったのです。

だから「凄く大事」やった…。







最後に・・・

アリス(犬の名前)へ

僕のところに来てくれてありがとう。
僕はあなたに何か残せたのでしょうか❓
僕はあなたから抱えきれないほどの愛情と、笑い、勇気…を毎日もらいました。
今、僕のところに来て良かった…と思ってくれてるでしょうか❓
それだけが心残りです…。

もう会話も出来ない…。
アリスにとってこの16年は楽しかったのかなぁ…❓
ある時は育て方がわからず、蹴飛ばしたり、投げつけたりした事もあったよね…。

ごめんなさい…。

どれだけ痛かったやろうか❓
その時はわからなかった…。

本気で噛み付いて来た事もあったよね…。
そんなすべての事が一つ一つ大切な思い出です。
決して消えない大事な思い出・・・

もうそんな喧嘩も出来なくなってしまった…。

一度、夢の中に出て来てくれた事もあったよね…。
放ったらかしにしないで‼️」と貴方が叫ぶからビックリして飛び起きたら、
間近で目の前に顔があって、覗き込んでいたよね…。
それもビビった…。

あの時はテレパシーでも送ってくれてたんかなぁ…❓

全然関係ない方向を向いて「吠えていた」いた事もあったっけ❓
その時は誰か見えてたんかなぁ…❓
お友達でも連れてきてたか?
そんな小さい大事な思い出が沢山あります。

何か心にぽっかりと穴が空いた感じ…。

アリスが居なくなって、張り合いがなくなってしまった・・・。

次、生まれ変わって来た時は「お互い人として出会いましょうね
沢山お喋りしような‼️
その時を楽しみにしています…。

本当にありがとうございました







今日も僕のポケットの中には「アリス」が居てるのです・・・。









涙で字が滲んで打てないや…………。






画像を貼っておきます。


一枚目 寝ているようなアリス




アリスの骨