ケープペンギンのヒナが生まれました! | フクロウ,インコ,ペンギンと遊ぶ掛川花鳥園ブログ
12月23日 こんにちは、バードスタッフ副島です。
すっかり寒くなりましたね。
仕事から家に帰って、コタツから出れない日々が続いております(笑)

さて、今年もみなさまに嬉しいお知らせがあります!!





先月、ケープペンギンのヒナが3羽孵化しました!!
とっても可愛いヒナたち。

現在、3羽のうち2羽を人工育雛に切り替えています。
そして私を含め、ペンギンスタッフはすでに親ばかになっています(笑)

それもそのはず。






こんなに可愛いんですから。





こんなに可愛いんですから。
大事なことなので2回言いました。

スタッフが親ばかになってしまう気持ちがわかっていただけたでしょう(笑)





さて、2羽を人工育雛で育てていると言いましたが、残り1羽は親に任せています。
毎年、産まれた内の何羽かは親に任せるのですが・・・
そこでいつも、親の偉大さを痛感するのです。





ペンギンのヒナは、親の吐き戻しをもらって成長します。

※吐き戻しとは??
一度食べて消化したものを吐き戻し、雛に与える行動(インコやオウムではペアの間でも見られる行動です)



協力 : これからごはんにされると分かって死んだ魚のような目をしたアジたち。

そこで私たちスタッフは、魚が吐き戻しと同じくらい細かくなるようにし・・・



協力 : さっきのアジ(涙)

このような「栄養満点!特性ごはん」を作り、給餌します(作るだけでなんと30分以上...)。
そして孵化2週齢くらいまでは、1日決まった回数と量を給餌します。

その際は朝一の体重を目安にし、与えすぎないように気をつけています。

しかし親はと言うと、もちろんそんな事気にしません。
給餌の回数も、量も、雛が欲しがるだけあげています。
親が育てる雛と、スタッフが育てる雛を比べると、その成長速度は一目瞭然です。





こちらが親に任せているヒナの12月23日(約20日齢)の様子です。
体重測定の度に、破裂しないか不安になるくらいタプタプのお腹をしています。


さすが、親は偉大です。
25歳。この歳になって、改めて親の偉大さを知りました。





スタッフにたくさんの愛情を注がれて育てられている箱入りならぬ、カゴ入り娘たち。
このヒナたちの公開予定は未定ですが、ブログにて近況を報告していきますので温かく見守ってくださいね!



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