アリゲーターガーがより見やすくなりました! | フクロウ,インコ,ペンギンと遊ぶ掛川花鳥園ブログ
7月11日こんにちは、バードスタッフ石山です。
毎日暑い日が続きますが、温室内の鳥たちは夏バテどころか、いつにも増して元気ですよ?温室内が涼しいせいでしょうか?
さて、スイレンプールゾーンの真ん中のプールの隅に、小さな「いけす」があるのをご存知ですよね。
こちらいけすの中には、アリゲーターガーと言う魚が2匹いるんです。
看板を見ないとあまりの存在感の薄さに通り過ぎてしまいがちなのですが、いけすを覗くと1mはあろうかと思われる魚が見ることができます。

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こちらが真ん中のスイレンプールです、熱帯の睡蓮が1年中咲いていて、水生植物が生い茂っています。綺麗ですね。
その一区画に・・・。

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このように、ガーの看板があります。このプールの隅にご注目!コガネメキシコインコも一緒に写っていますがちょうどふれあいフッィシュの前にあたる場所にあり、看板を見つければガーを見ることができますよ!

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水面の上から覗くとガーがゆっくり泳いでいる姿が見ることができます。
以前は周りの水質の色と似ているため、同化してしまい見つけにくかったのですが、今回下に敷くマットを白い石のプリント柄に変えたため、よりっいっそう見やすくなりました。

アリゲーターガーは、最大で3m体重140kgもなる魚で、当園のガーは約1.3mですのでスイレンプールも広いですし、いけすをもう少し広くしてあげれば、これからぐんぐん成長していきそうです。
写真でみると水面が写ってしまっているため、良くは見えませんが、肉眼で見ていただくとハッキリ見ることができますよ!

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こちらは、ガーの体の一部です、薄黒色と肌色のまだら模様で、何枚も重なっているこの鱗はガノインと呼ばれていて、他の魚の鱗とは違いとても硬いんですよ。ちょうどシーラカンスと同じ鱗の構造なんです。

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こちらはガーの口です。他の魚と比べても細長く鋭い歯が並んでいます。
スタッフはこのガーに給餌する際に、毎回あげているのですがガーの食べっぷりには驚いてしまいます。
皆様もどうそこの食べっぷりをご覧ください。



一瞬で魚を捕らえました!!すごい迫力ある食べ方ですが、野生下では、生きている魚をゲットしなくてはいけないため、逃げられないように瞬時に銜えるんですね。
このガーの餌はアジを与えているのですが、生きているように見せないと食べない為、魚を投げた時に底に沈む前に、上手くガーがキャッチして食べれるよう魚を鼻先に少し近づけて落とすんです。
手まで食べられそうな勢いですが、スタッフもそこは考えているので、上の方から慎重に魚を落とします。

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皆様もスイレンプールゾーンを通る際、よりいっそう見やすくなったアリゲーターガーを覗いてみてはいかがでしょうか?きっとその大きさと優雅に泳ぐ姿に圧倒しますよ!(注:手を入れると危険ですので見るだけにしてね!)



スタッフからのお知らせ!
7月11日(日) 13日(火) 15日(木)
上記の日はハクトウワシ・ハヤブサはショーをお休みします。
その他の日も鳥の状態やご機嫌、天候によりショーの内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

6月30日よりしばらく「ペンギンとの写真撮影」対象者を中学生以上の方とさせていただきます。
小学生の接客担当のカリンちゃんが換羽休暇に入ったためです。
他のペンギンはお子様を苦手としているため、中学生以上の方よりご体験となります。
2週間ほどで復帰いたします、どうぞご了承下さい。


掛川花鳥園 公式ブログも併せてご覧ください。

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