飯田城を失いながらも、深志城を手中に収めた河尻家。
頼忠は得た勲功で深志城を与えられました。
上原城と深志城の金山の利益を独占する事で、
頼忠は家中でますます力を付けます。
莫大な利益をもとに、上原城、深志城を改修。
銃眼を設置し、上原城には御殿を建築。
徳川との大戦に備えます。
一方、信濃の国は混迷を深めます。
上野の国を治めていた滝川家は北条家の波状攻撃に敗れ、小諸城に退去。
森長可も美濃の所領を全て失ってしまいます。
こうして、信濃の国内は、森、真田、滝川、木曽、河尻と小勢力が分立する時代を迎えます。
父親譲りの政治力を持った頼水を今後、
諏訪家の跡継ぎとして育成していく。
軍略も穿ち抜けを持っていたりとなかなか出来た息子よのう。
将来が全く以て楽しみでならない。
頼水が元服する頃、早速初陣の機会が!
信濃の覇権をめぐり、徳川家の若き将、井伊直政が高遠城に迫ります。
士気十分のひこにゃん「赤鬼」
河尻家9600の精鋭が迎え撃つ!
静タンと頼水は今回が初陣!
河尻家の命運は・・・。
※軍略「赤鬼」
井伊直政の持つ専用軍略。
乱戦強化だけでなく、隊の速度もアップするという恐ろしい技。
言うなれば、部隊が全員一時的にベンジョンソンとホーナーを
足して2で割ったような状態になります。
迫りくる赤鬼に会戦をしかけます。
数的にはこちらが有利ですが、統率が段違いの赤鬼。
統率武勇50程度の我々では、溶かされるのが関の山。
三方から直政隊をたたき、殲滅。
奥義一閃の前では、お前はひこにゃんにすぎない・・・
こうして徳川軍を撃退する事に成功。
撤退をお見送りした後、跡地に頼忠は春日城を築城します。
伊那郡の春日城は、もともと高遠城の支城として存在していたようですが、
織田家による甲州征伐の折りに取り壊されてしまっていました。
高遠城の守備の要所となるよう、政治の高い頼水と長女光タンを派遣。
猛スピードで城郭が完成していきます。
しかし、築城の背後を突かれます。
甲斐と諏訪をつなぐルートから徳川軍2万の大軍が攻め上がりました。
甲府城の隊だけではなく、駿府、蒲原、掛川等、駿河遠江からの大出兵。
北条氏政、織田信雄とも結び、一気に信濃を占領するつもりでしょうか。
こうして諏訪合戦が始まりました。
次回に続く。