この週末、5月31日~6月3日の4日間、沖縄旅行に出掛けていました。
狙いはやはりヤンバルクイナ。
本島北部の奥間に泊まってやんばるを探索する旅程です。
前回の奄美大島と同じく、2ヶ月近く前にJALのタイムセールでチケットと宿を押さえたのですが、出発日が近づいて週間天気予報をチェックすると4日間とも雨予報。これまた前回と同じです
ただ、今回はこの時期沖縄が梅雨入りするだろう事は想定していて、寧ろ梅雨時期の方がヤンバルクイナは観察しやすいのかな…と思って予定を組んだので、そこまでは落ち込みませんでしたけど。
まあ、台風が通り過ぎてくれただけでもよかったかな…と
さて、31日の昼前に那覇空港に到着。雨雲が低く垂れこめていた関係で1度着陸をやり直し、予定からは少々遅れましたが、何とか着いてよかった
後で聞いたところによると午後からの便は上空での待機時間が長くなり、燃料切れの懸念から嘉手納基地に着陸したりして相当大変だったらしいです
到着後、予約していたレンタカーに乗り込み、早速北部地方へ移動します。
因みにこの日の予報は曇り時々雨で、夕方~夜にかけて雨が上がるとの事だったので、4時頃に宿にチェックインしてすぐにやんばるの森に出掛けました。
キャンプ場の駐車場に車を停め、歩き出したところ、100m以上先の道路を何か走って横切りました
そのシルエットはまさにヤンバルクイナ
「えっ」と思っていると、もう1羽、追いかけるように山の方から川の方向へと横切って行くのが見えました。
あまりに唐突な出現にカメラも全く間に合いません
戻って来るかもしれない…と暫く息をひそめて待ちましたがその後は全く現れませんでした
千載一遇のチャンスを逃した事には凹みましたが、少なくとも出てくれて、肉眼で見る事が出来ただけでもラッキーだったと思う事にしました。
結局、撮影したのは遥か遠い枝にいたリュウキュウサンショウクイと、
オキナワハンミョウだけ
…その後、特に鳥の声もせず、気配もないし、小雨が降り出したので一旦宿に戻り、コンビニで買ったジューシーおにぎりで腹ごしらえ。
折角の旅行先で何で夕食がおにぎり?って事ですが、この日の夜7時半からナイトトレッキングを予約してたのです
と、言う事で、急いで支度をして、集合場所の「やんばる学びの森」に向かいます
相変わらず雨は降ったり止んだりの微妙なコンディションですが、「寧ろ雨の方がカエルやイモリ、ヘビは出て来る」とポジティブに考え、合羽と長靴を借りてトレッキングスタート。
いきなり目の前をオリイオオコウモリが横切って飛んで行くのにびっくりしつつ、ガイドさんについて山道に入っていきました。
このツアーで観察出来たのは、枝で寝ていたオキナワキノボリトカゲ
ホルストガエル
ナミエガエル
ハナサキガエル
リュウキュウカジカガエル
オキナワイボイモリ
アカマタ
因みに保定しているのは僕じゃありません、ガイドさんです
流石にアカマタを捕まえる勇気はなかった
オキナワスジボタル
綺麗に光りを放ちながら飛んでいましたが、実物があまりに小さくてびっくり。
ガイドさんが幼虫も見つけてくれましたが、2mm程度のコガネムシの幼虫みたいな姿でこれまたびっくりしました。
でもちゃんと発光してましたよ。
…などなど。
懐中電灯の光を頼りに撮影しているので、相変わらず歩留まりは相当悪かったです
それと野鳥撮影用の望遠レンズなので画角が狭く、ファインダーに捉えるのも一苦労でした。
距離を取ろうにも、狭くぬかるんだ山道なのでどうにもならない事もしばしば
本当はハブやヒメハブ、リュウキュウアオヘビ、ヤンバルトカゲモドキなど見たい生き物はまだまだ沢山いたのですが、それなりに楽しめました。
まあ、後は次回以降のお楽しみ…と言う事で(また行くんかい)
雨合羽と長靴を貸してくれたので、雨は全然気にならなかったですが、蒸し暑い中でアップダウンの激しい山道を歩いたので、汗でそれこそパンツまでびしょ濡れになりました
トレッキングシューズを履いて行ったので、長靴は借りなくてもいいかなと思ってましたが、川を歩いて渡ったりするコースだったので、長靴を借りておいて本当によかったです。自前の靴だったら、旅行期間中濡れた靴で過ごす羽目になっていました
と、言う事で、一日目は終了。
…長くなったので次の記事に続きます。
OM-D E-M1 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO