まったく雨の1日 しかし尼崎だけ大雨警報が出なかった | ビバ・ビアンキのブログ

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 昨日の予報どおり今日は大雨の朝だった。

 

  妻は大雨警報が出れば朝の仕事がなくなるが、なぜか尼崎だけ兵庫県の中では近隣とは違って警報が出ていなかった。

 

  それで7時に出て行った。

 

 ところで今日は赤旗新聞を配る人は臨時で入っている人だが、8時になってもポストに入っていない。

 

 心配になって事務所まで雨の中確認に行った。

 

 それだけでレインウェアの完全武装で行く。

 

 結局事務所にはMさんと言う人がすでに新聞を配りに、しかも4時半出発で出て行ったことになっている。

 

 まあ安心したが、そのまま家に帰って9時だったがまだ新聞は入っていない。

 

 しかし間もなくポストに音がして新聞が入れられていた。

 

 まあそれで一件落着。

 

 別に1週間の配達管理の責任はないが、なにせ臨時で3日間が配ってもらっているので心配になる。

 

 明日は実際自分が配るのでその心配はない。

 

 家に帰ってからこの湿気のせいかなぜか体がだるく、眠気もある。

 

 しかししばし新聞など読んで時間を過ごしたが、11時には規定通りピアノ練習で地下に降りた。

 

 練習しだすと元気が出る。

 

 それにしても雨はずっと弱まっていない。

 

 1時間以上練習して1階にもどり昼食を取る。

 

 昼寝は30分にしたが、どうも起き上がるのがしんどい。

 

 これも天気のせいか。

 

 とりあえず扇風機を地下から出して組み立てることで気持ちを変える。

 

 そしてコーヒーを作り、飲みながら斎藤幸平さんの「人新世の資本主義」の気になる部分を読み直す。

 

 今共産党の志位議長が新聞赤旗に未来社会のことを講義して、そのことが新聞に載っているが、どうも理論が古いと思った。

 

 つまり斎藤さんと違う部分は「高度に発達した資本主義の国は環境が整っているので社会主義にうつることがやりやすい」とい

 

う個所と社会主義では資本家が倒れ「生産手段の社会化」に変わっていくという従来の説明だ。

 

 斎藤さんによると晩年のマルクスはかなり自分の考えを発展させて決して高度に発達した資本主義を望んでいない。むしろ脱成

 

長の資本主義から進展していくと言っている。

 

 そして生産手段は各種の形が発展するが、「コモン」という考えで従来世界で存在していた共同社会の例を研究して、あえて権

 

力者のいない共同体のことに注目していた。

 

 日本にもある協同組合の活動もその萌芽と考えられる。

 

 協同組合原則では組合員は出資するが、最高額に制限があり、原則すべて平等の組織だ。

 

 つまり一部の金持ちもいない。

 

 そういったことが日本共産党の考え方には明確でない。

 

 だから古い考え方のままだとソ連や今の中国のように資本家は倒したが、その後の権力を掌握した共産党が握り、すべて国民の

 

対等、平等の組織ではない。

 

 つまりソ連、中国、北朝鮮などは社会主義ではない。

 

 共産党が支配する社会であって、本来あるべき社会主義とは程遠い社会ということになる。

 

 それならロシアはどうか。

 

 まさにへんな形でソ連時代のしがらみを背負いながらもとKGB(スパイ組織)のプーチンが専制的に支配する国だ。

 

 理想的な社会主義社会が日本に実現するのはまだまだ程遠いが、斎藤さんの本はある意味方向を示唆していると思う。

 

 夜は風呂に入って、出てから3日ぶりの発泡酒を飲む。