しかし、喉の痛みと痰はひかない。やや疲れもある。
こんなときはよけいなことをせず、じっとしているのがいいだろう。
朝は7時すぎに起きる。妻は今日も仕事で、すでに出かけていった。
天気予報では結構しのぎやすくなるということだったが、そのとおりだった。
洗濯物干し、前日の洗濯物の整理など最低限の仕事はある。
あっという間に10時をすぎ、コープこうべの注文をチェック。職員がやってくるのに備える。
こんなときは、やはり疲労回復だが、スーパー銭湯で心も体も癒すのが効果的だ。
コープの対応を終えて、すぐ銭湯に行く準備にかかる。
考えられるのは2か所。築地の戎湯か、市役所近くのやまとの湯かだ。
アクセストして近いのは、やまとの湯だ。
そちらにいくことにした。
家からはランドナーで15分ほどだ。
風呂屋について浴槽に入ると、なぜかスペイン人のような男性がじっと首までしっかり浸かって入っていた。
それがおかしいのが、ぼくはまもなく浴槽から上がって、体を洗い、蒸気風呂に入り、出てくるとまだそのスペイン人?はまだ浴槽の中だ。
「ええ、ええ」と驚くが、素知らぬ顔で施設を出た。
家に帰る前に、量販店「コジマ」に寄って、ラジカセを買った。値段は、5630円。
今や取り残された電化製品になりつつある。それだけに安い。
何故これを買ったかというと家にあるラジカセとカセットテープレコーダーは、いずれも故障してしまっていて、今度の土曜日おこなう星空映画会での町内巡回のアナウンス用テープを作る必要があるためだ。
昼は家に帰って昨日のカレーの残りをたべる。ビールも一緒だ。
そのあとは、3男がテレビをかけていて、はじめて見る人だが、芸術家、草間弥生(82歳)のドキュメンタリーにくぎぐけになってしまった。
赤の水玉がトレードマークになっていて、また絵を書くときと、公の場に出るとき赤のカツラをかぶる。ちょっと変わった人だし、精神病院にも長く入っていたらしいが、それでもテンションはますます今も高まるようだ。
100作品の連作に挑み、今年2月ごろ完成するまでのことも描かれていた。
なんと一つの作品がオークションに出ると億を下回らない。
知らなかったことをちょっと恥じた。
しかし知ったことは収穫だった。
それが3時に終わって、ちょっとけだるい時間で昼寝したいところだが、星空映画用原版テープ1回分にわがおやじーずのBGMをつけて、再録音し、10分用テープでエンドレスになるように何回も録音した。ICレコーダーを絡めて作ったがこれが役に立った。
そんなこんなで5時になり、妻も帰ってきた。
夕食は今日も自分が作ることにした。
冷蔵庫に残っていたほっけをメインにした。
なすび、エリンギ、きゃべつ、それにシンガポールから持って帰ったガバ。これはアボガドみたいなものかと思ってキャベツのみじん切りに絡めた。
スープは新婦人で定期的に送られてくる中のかぼちゃを切ってコンソメをいれて作った。
きゅうりは斜めに切って、みそを足した。
まあヘルシー料理になった。
ご飯をたべたあと妻が見たいらしく、世界女子バレーの試合で日本VS韓国を見た。
まさに手に汗握る熱戦だった。日本は昨日セルビアに敗れたらしいが、今日は3セットパーフェクト完勝だが、ただ接戦だった。バレーはトスとレシーブの応酬がすばらしい。
こんな形で今日は平和のうちに一日を終えた。